【日本限定400台のみ】一体なぜ?超希少なスバル・インプレッサWRX 22B STiが豪州政府に押収されそのまま競売へ→予想落札価格は1,600万円超え

ちなみにオーストラリア市場には僅か5台のみ販売された超希少な一台

スバルが日本限定400台のみ販売した、採算度外視のハードコアスポーツクーペのインプレッサWRX 22B STi(Subaru Impreza WRX 22B STi)。

車両本体価格は500万円ながらも、その価格帯以上のパフォーマンスに加え、専用の大型ターボチャージャーを搭載することで圧倒的な加速性能を誇る一台でもあります。

前述にもある通り、日本市場には僅かに400台のみ販売されましたが、厳密にはイギリス市場に16台、オーストラリア市場に僅か5台のみ輸出されていて、トータル425台のみ製造されています。

そして今回、僅か5台しか輸出されなかった超希少な豪州市場向けインプレッサWRX 22B STiが、ちょっと理解に苦しむ理由で競売へと出品されています。


実は元オーナーが犯罪を犯したために政府が押収して競売へ

こちらの車両、オーストラリアのオーナーが所有していた一台なのですが、(原因は明らかになっていないものの)オーナーが犯罪を犯してしまったために、オーストラリア政府が車両を押収し、政府に代わってリキッドアセットマネジメントを経由して競売へと出品しました。

そもそもインプレッサWRX 22B STiが盗難車だった恐れも?

一部メディアの報道によれば、これを所有していたオーナーが元々国産スポーツモデル(JDM)を盗む常習犯だったという情報もあり、もしかするとインプレッサWRX 22B STiも盗難車だった恐れもある?として捜査が進められているとのこと。

とはいえ、明確な理由も明らかになっていないなかですぐに競売に出品されるのもよくわからないところですし、もし本当に盗難車なのであれば、元々所有していたオーナーの元に戻らずに大金を支払って落札するオーナーの元に向かってしまうのも残念な話。

オーストラリア市場には僅か5台しか輸出されなかったわけですし、少なからず現存する車両に関してはオーナーの身元を特定できるのでは?と思ったりもしますが、こうした問題に関して政府が思うように動かないのも理解に苦しむところです。

政府によって押収→捜査を進めずに競売に出品した例はアメリカでも

前回当ブログでもご紹介した、アメリカへと不正輸入した結果、地元政府によって押収され競売へと出品された例がありましたが、日産スカイラインGT-R R34(Nissan Skyline GT-R R34)含む車両が盗難車ということも考えられる一方、犯罪者の身元を捜査するだけで、肝心の車両をそのままお金に換えてしまう政府の動きもどうなの?というのが正直なところ。

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