トヨタ新型カローラクロスのルーフレール”グラつき”と塗装剥がれ問題。ルーフレール絡みは既に500件以上の報告があり、一部は専用両面テープで固定しているようだ

やはり新型カローラクロスのルーフレールのグラつきは多くの車両で起きているようだ

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZですが、前回のブログでもお伝えした通りルーフレールにグラツキが確認されました。

初期ロット生産時特有の不具合・トラブルという感じではなく、既に全国規模で多くの車両のルーフレールがグラついているとのことで、当ブログにも計500件以上の不具合報告を頂いています。

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新型カローラクロスのバックオーダー数は4万台以上との情報もあり、納期もハイブリッドモデルとガソリンモデルで若干の差はあるものの、4か月~半年と結構長め。

こうした中、続々と生産・出荷・納車されるなかで発生しているのがルーフレールのグラつきですが、今のところ対策品に交換するといった話は出ていないようです。


トヨタ側としては”対策品”に交換ではなく、即時性のある”対策措置”をとる模様

ちなみにこれも前回のブログにてお伝えした通りで、ルーフレールのグラつきについてはトヨタ側も把握しているそうで、対策品に交換するのではなく、グラついている部分に専用の両面テープで固定させる”対策措置”をとるとのこと。

ただし、これはあくまでも2021年12月時点でトヨタディーラーより得られた情報なので、もしかするとメーカー側も根本的な構造面から変更・対策が施される可能性も考えらえるため、新たな情報が入り次第ブログにてご紹介できればと思います。
※一部の情報では、2022年1月初め時点で新たに生産されているカローラクロスには、対策品のルーフレールが装着されているとの噂もあるようです。

新型カローラクロスのルーフレールはフィックスポイント式

新型カローラクロスのルーフレールは、両端にビズ固定しているわけではなく、中央より前方部分に2か所のみビズ固定しているため、どうしても後方側がフリーになってグラついてしまうそうです。

このグラつきが酷いと、「走行中に天井辺りから異音が聞こえてくる」との報告も頂いているため、可能な限り早めの対策措置をとってほしいところ。

ちなみに新型カローラクロスのルーフレールは、荷物を積載できるタイプではなく、いわゆるデザイン性を持たせたカバーを被せたフィックスポイント式(カローラツーリングのルーフレールとは異なる)。

そのため、フィックスポイントにシステムキャリアもしくはステーを取付けるためのキットを追加購入→ボルト留め、そのシステムキャリアやステー上に荷物が載せられる仕組みになるため、ルーフレールカバーにそのまま何か荷物を載せることはできないので注意してください(こういった問い合わせも非常に多い)。

フィックスポイントのルーフレールのメリット・デメリットは?例の塗装剥がれはどうなった?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!