これは一体?見た目は三菱ランサーなのにアメ車ダッジのクロスグリルとエンブレムを貼付した謎モデルが放置。実は三菱とダッジは密接な関係にあった?

レプリカ?それとも改造モデル?見れば見るほど謎を呼ぶ放置車両

これまで様々なレプリカモデルや改造モデルが登場してきましたが(最近ではスバル・インプレッサに三菱ランエボのフロントマスクを移植した過激モデルが話題になったばかり)、今回何とも謎過ぎる一台が北米のlot27と呼ばれる場所にて放置されているとして話題になっています。

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海外掲示板サイトRedditにて投稿された今回のモデルは、パッと見た感じは三菱ランサー(Mitsubishi Lancer)なのに、グリルデザインやエンブレムバッジ、リヤネームバッジなどを見ると三菱ランサーではなくダッジ。

一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


ボディスタイルやヘッドライト類は三菱ランサー、フロントバンパーはダッジ

こちらが今回、海外掲示板にて話題になったという三菱ランサー/ランサーエボリューションⅩ風のダッジ?

4ドアセダンのボディスタイルとフロントヘッドライト、少しノーズが延伸されたデザインはランサーもしくはランエボそのものですが、よ~く見てみるとフロントグリルは水平基調の大口グリルではなく、ダッジ特有のクロス(十字)バンパー&グリルが採用され、フロントエンブレムも三菱ではなくダッジ。

ダッジ・チャージャー(Dodge Charger)とランサーを組み合わせたようなとんでもないパワーを持つセダンのようにも見えますが、Redditではランサーをベースにダッジのグリルやエンブレムを張り替えた改造モデルではないか?という意見も。

ベースなっているであろうランサーのフロントマスクは?

参考までに、こちらが9代目ランサーのフロントマスクで、ハードコアモデルのランサーエボリューションに比べると落ち着いた表情に。

リヤバンパーやテールランプは完全に三菱ランサーそのものだが…?

改めて放置されている車両のリヤデザインを見ていきましょう。

リヤテールランプやリヤウィング形状はランサーですが、リヤエンブレムや左下には”DODGE(ダッジ)”のエンブレムのネームバッジ、そして右下にはキャリバー(CALIBER)のネームバッジも。

そしてリヤナンバープレート部分には、展示用プレートが貼付されていることから、ダッジのショールームに一時的に展示されていたカスタムモデルかデモカーだったのかもしれません。

キャリバーってどんなモデル?

とはいえ、ダッジ・キャリバーのエクステリアはこんな感じ。

米クライスラーLLS時代に、ダッジ・キャリバーをベースに最高出力295psを発揮するハイパフォーマンスモデルのホットハッチ版が誕生したこともありましたが、今回目撃されたモデルとは似て非なるもの(クロスバンパーが似ている位)。

過去にダッジと三菱が共同開発を進めたモデルが存在した?そしてダッジは過去にランサーというモデルを販売していた?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!