フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシー×ガソリンS-Gに試乗!ガソリンモデルでも走りは十分、乗り心地もマイルド、相応以上に静粛性は高め

新型ノア/ヴォクシーの試乗車は全国規模で見ても非常に少ないようだ

さてさて、2022年1月13日に発表・発売されたばかりとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)ですが、早速いつもお世話になっているトヨタディーラーにて試乗させていただくことに。

現在多くのトヨタディーラーにて配備されているモデルがガソリンモデルのみで、ハイブリッドモデルはほぼ配備されていないかと思われますが、あわせて試乗車もほとんど配備されていないとのこと。

そのため一部の販売店では、昨今の諸事情のことも考慮して集中的な来店と密を避けるため、ホームページ上にて試乗車の予約リストに掲載せず、先に契約・購入された方を優先して試乗体感するというプランが進められていたり、週末に公共施設などで開催される特別展示会などでも、試乗車を密かに準備して契約者を対象に試乗して頂いたりしているところもあるそうです。


私が試乗したモデルは、新型ヴォクシー・ガソリンS-G(2WD)

早速私が試乗したモデルの基本情報をチェックしていきましょう。
※この日は試乗希望者が非常に多く、時間も押していたため試乗車は撮影できず…

モデルとしては最も人気の高い新型ヴォクシーで、グレードはエントリータイプのガソリンS-G(2WD)、ボディカラーは新規開発色となるマッシブグレーになります。

マッシブグレーは、当初リークされた画像やディーラーにて配信されている動画を拝見した際は、濃紺に近いカラーリングでしたが、いざ実車を拝見するとマツダのポリメタルグレーに少し近い印象。

とはいえ、これまでのトヨタのミニバンに無かったら新たなカラーリングですし、ヤンチャさとアクティブさを表現した新型ヴォクシーのデザインにマッチしていたのは確か(ミニバンっぽくない見た目でユニーク)。

私は、新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)の新色グリッターブラックガラスフレークを購入・契約済みですが、「マッシブグレーも個性的で結構良いかもしれないな…」と思えたほどです。

新型ヴォクシー×ガソリンS-Gのエンジン始動

早速新型ヴォクシーに乗り込んでエンジンを始動。

エンジン始動時の振動はほとんどなく、割と静かな印象を受けますが、先代80系のガソリンモデルとも比較してみたところ、その違いは結構大きくエンジン音も抑えられていました。

ちなみにセンターシフトはシーケンシャル&ストレート式を採用していて非常にシンプル。

足踏み式のパーキングブレーキから電動パーキングブレーキへとグレードアップしたため、使い勝手としては非常に楽。
注)オートブレーキホールド機能はメモリー式ではなく、エンジン再始動やシートベルトを外すとオートブレーキ機能が解除される仕組みになっているのは変わらず

公道に行く前に、ディーラー敷地内をバック移動することに

公道に入る前に、ディーラー敷地内をバック移動するシーンがありましたが、バックガイドモニターの画質は鮮明でキレイな印象を受け、最近普段使いしている新型カローラクロス(Corolla Cross)に比べると別物。

また基本的にバック移動する際は、バックガイドモニターよりもサイドミラーをチェックしながら移動することが多いのですが、全幅1,730mmは決して大きい印象はなく、全長4,695mmも全く長く感じなかったのが正直なところ(バック時の音も聴きなれない新しいものだった)。

特に全幅に関しては、普段から全幅1,790mmのホンダ新型ヴェゼルや全幅1,825mmのトヨタ新型カローラクロスを運転しているため、寧ろコンパクトで移動しやすい印象でした。

パノラミックビューモニター(PVM)搭載モデルは、透過機能も追加されている

また今回の試乗車では、メーカーオプションのパノラミックビューモニター(PVM)の設定はありませんでしたが、車両をバック駐車すると床下が透明になる透過機能も搭載されているのは非常に便利ですね(上の画像はレクサス新型NXのPVM機能)。

新型ヴォクシーの走りや乗り心地、静粛性はどうだ?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!