フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシー×ガソリンS-Gに試乗!ガソリンモデルでも走りは十分、乗り心地もマイルド、相応以上に静粛性は高め

早速トヨタ新型ヴォクシーで公道へ

っということで、早速トヨタ新型ヴォクシーにて公道を走るわけですが、ディーラーを出ていきなり上りの坂になるため、アクセルを踏み込んで加速していくことに。

パワートレインは、ガソリンモデルの新型ハリアー(New Harrier)/RAV4と同じ排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するため、アクセルレスポンスやエンジンサウンドはほぼ同じで、走り出しで少しトルク不足を感じる程度。

ブレーキングに関しては、2割~3割ぐらい踏み込んでマイルドに効く印象だったので、この辺りは新型カローラクロス(Corolla Cross)や新型ハリアーと同じ感覚。

新型ヴォクシーの注目ポイントは静粛性の高さと見晴らしの良さ

あくまでも街乗りメインでの移動となるため、際どいコーナリングや力強い加速性能を体感することはできなかったものの、今回の試乗で最も驚いたのは静粛性の高さと運転席からの見晴らしの良さ。

静粛性の高さについては、足もとのタイヤを転がす際に聞こえる独特のロードノイズを抑えていて、ある程度スピードがノっていても、車内で営業さんと大きな声で話さなくても十分聞こえるレベル。

そして運転席からの見晴らしについてですが、10.5インチのディスプレイオーディオやメーターフードは邪魔にならず、ダッシュボードもフラット、そして運転席と助手席の三角窓部分が大きく、サブAピラー部分が細くなっているため、死角を最小限に抑えられていたのは確か。

特に片側2車線での車線変更時や、交差点で左折するときの左後方からのバイクや自転車といった死角ポイントも解消されていたのは良かったところ。


新型ヴォクシーの乗り心地はマイルド寄り

続いて乗り心地についてですが、アクセルを踏んで加速するときに伝わってくるちょっとした振動や、マイルドで少しフワっとした乗り心地もカローラクロスに似ていて、マンホールを通過したときや、踏切などの段差を通過したときのショックも抑えられていたのが印象的。

メリハリを付けるようなスポーティな感覚ではなく、一貫してマイルドで落ち着いた乗り味を提供するような、そんなロングドライブをサポートしてくれる安心感がありました。

ただ、これはあくまでも運転席で運転した際のフーリングになり、S-Gグレードにて装備されている16インチアルミホイールを装着した場合の乗り心地になるため、上位グレードS-Z(2WD)の17インチだと印象が変化してくるかもしれません。

あとは、助手席や2列目、3列目に座った際の乗り心地も異なる部分がでてくるかもしれません(特に段差通過時の突き上げや、高速道路での路面と路面のつなぎ目が気になるポイント)。

以上が、新型ヴォクシー・ガソリンS-Gの試乗インプレッションとなりますが、街中メインでまだまだチェックしてみたいポイントは多いものの、短時間ではありながらもガソリンモデルでも周りの流れに合わせて走る分には何も不満は無いかと思います。

ミニバン慣れしていない私でも、特に何の問題も無く受け入れて運転できましたし、視界も良好で運転自体は結構快適な印象を受けました。

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