納期がほぼトヨタ新型ランクル300並み…メルセデスベンツがGクラスの受注を一旦停止に→最短でも2024年末頃納車で、3年以上の納期はほぼ確実に

トヨタ新型ランドクルーザー300でも公式で納期4年…クロカンモデルの長納期問題はまだまだ解決しなさそうだ

さてさて、前回トヨタ公式ホームページにおいて、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)が「納期4年」と公開したことで大きな話題となりましたが、一方メルセデスベンツの大人気クロカンモデルとなるGクラス(Mercedes-Benz G-Class)も、長納期化するだけでなく世界的に受注を一旦停止していたことが明らかとなりました。

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Gクラスといえば、2021年に過去最多ともいえる41,000台を販売したメルセデスベンツの大人気主要モデルで、その武骨なボディスタイルと圧倒的な走破性、内装は高級感と快適性を十分に併せ持つ贅沢な一台です。

非常に高い人気を持つ一方で、現在どの自動車メーカーも苦しんでいる半導体の供給不足や、昨今の諸事情による部品供給不足の関係で長納期化しているのも事実ですが、いったいどれぐらいまで納期が伸びているのか?チェックしていきましょう。


最短納期でも2024年末頃、今後3年以上に伸びる恐れも

海外カーメディアMBPassionBlogの報道によると、2022年1月初め時点でGクラスを新車オーダーした場合、(グレードやオプション内容にもよりますが)どんなに早くても最短2024年末頃とのこと。

そして2022年1月末時点で既に世界的に一時オーダーストップ状態になっているため、今後更に納期は延びて「3年以上」になることが濃厚になっているそうです。

これもやはり、先述にあるサプライチェーンからの部品供給不足や半導体の供給不足が原因となっていて、最新のインフォテイメントソフトウェアを採用したことで半導体(チップ)関連の活用比率も上がっているとのことで納期遅れの原因となっているのも事実。

半導体不足を避けるために、デジタルからアナログにダウングレードするメーカーも

そのため、一部の自動車メーカーにおいては従来採用されているフルデジタル液晶メーターからアナログメーターにグレードダウンしたり、2個口のUSBポートが標準装備なのに、USBポート自体を設けないなど、そういった対策?で納期遅れを短縮する動きもあるようです。

もちろん、フルデジタル液晶メーターからアナログメーターへとトーンダウンする対策については、事前にオーナーに確認した上での作業となりますが、USBポートを2口から無しにしているメーカーに関しては、納車後からトラブルを引き起こすような事態になっているため、そういった意味では部品不足は別の意味でも大きな影響を与えているのがわかりますね。

新型ランドクルーザー300は2022年1月に続々と納車報告が挙がっているが…?この納期は更に延びる恐れも?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!