止まらないホンダS2000の高騰!競売に出品され入札価格は1,700万円超え!走行距離 約1,300kmの極上品…日産スカイラインGT-Rやトヨタ80スープラの仲間入りか

気が付けばホンダS2000もネオクラシックカーの仲間入りに

先日、北米市場向けとなるホンダ・インテグラタイプR(Honda Integra Type R)が競売に出品され、入札時点で(日本円に換算して)1,000万円を優に超え話題となりましたが、今回はホンダのオープン2シータースポーツモデルとなるS2000が競売に出品され、とんでもない入札額になっています。

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国産スポーツモデル(いわゆるネオクラシックカー)で高額落札&転売されているモデルといえば、日産スカイラインGT-R(Nissan Skyline GT-R)やトヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)、スバル・インプレッサWRX(Subaru Impreza WRX)シリーズが非常に有名で、特にスカイラインGT-R R33 NISMO 400Rは、ハイパーカー並みの2億円以上にて販売され話題に。

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今回海外オークションサイトRpexoticsにて販売されているS2000は、一体どれほどの価格帯なのか?早速チェックしていきましょう。


2008年式&ニューフォーミュラーレッドのS2000を見ていこう

こちらが今回、アメリカ・ミズーリ州セントレイスのオーナーより出品されている2008年式のホンダS2000。

ボディカラーはスポーティなニューフォーミュラーレッドに仕上げられ、内装はオールブラックと非常にシンプルな組み合わせ。

当初の予想は日本円換算で約395万円→蓋を開けてみたら1,700万円超えに

おそらく現存するS2000の中で最も状態が良く、走行距離も圧倒的に少ないモデルだと思いますが、基本的には左ハンドル仕様になるため、相場としては34,300ドル~44,400ドル(日本円に換算して約395万円~約512万円)と予想されていました。

しかしながら、今回Rpexoticsでの入札額は149,995ドル(日本円に換算して約1,730万円)と欧州スポーツカーが購入できる金額で、「いよいよS2000もここまでの金額にまで高騰してしまったか」と思う一方で、「本当にこの金額で落札されれば取り返しのつかない前例が出来てしまう…」といった複雑な気持もあったり。

走行距離は僅か1,322km(年間 約94kmペース)

今回出品されているS2000は、走行距離僅か822マイル(1,322km)と全く走られていないことから、おそらくオーナーは転売・投機目的に購入した一台ではないかと予想されます。

まず外観についてですが、ボディ全体にはキズ一つなく非常に美しい状態をキープ。

もちろん購入したときのままで基本的にはフルノーマルですが、北米ではフルノーマル仕様&低走行距離の個体は非常に珍しい部類。

足もとのホイールは純正のシングル5スポークタイプで、ブレーキ関連も特に弄っておらず、保管の際にはブレーキの固着を防ぐために定期的に動かすなどのメンテは施していたそうです。

ホンダS2000は、スカイラインGT-Rや80スープラのようにとんでもない価格帯まで高騰する可能性も?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!