ブライアン仕様の日産スカイラインGT-R R34がモチーフ?900馬力にチューンアップされたシェルビーGT500KRが競売へ!更に特別なフォード新型ブロンコやコブラ427も出品

今回の出品モデルも中々の注目どころかもしれない

2022年2月1日にアメリカで開催されるバレットジャクソン・チャリティーオークションにて、特別なシェルビー・マスタングGT500(Shelby GT500)とフォード新型ブロンコ(Ford New Bronco)、そして1965年式の貴重なシェルビー・コブラ427(Cobra 427)が出品されます。

何れもとんでもない価格帯にて高額落札されるであろう特別なモデルたちですが、チャリティーオークション効果もあってなのか、先日約3.5億円にて超高額落札されたシボレーのフルモデルチェンジ版・新型コルベットC8 Z06(Chevrolet New Corvette C8 Z06)のように、予想をはるかに上回る落札額になることが予想されます。

早速どういったモデルが出品されるのか?チェックしていきましょう。


900馬力にチューンアップされたシェルビーGT500KR

まずは、フォード・マスタングをベースにしたハイパフォーマンスモデルのシェルビーGT500に、更に過激なチューニングアップと映画「ワイルド・スピード」に登場したブライアン仕様の日産スカイラインGT-R R34(Nissan SKYLINE GT-R R34)を彷彿とさせるGT500KRが出品されます。

ボディカラーはシルバーとブルーのダブルセンターストライプにて仕上げられ、その姿はまさにブライアン仕様のスカイラインGT-R R34。

おそらくGT500KRという独特な名称も、上記のモデルが由来になっていると思われますが、このカラーに仕上げられた理由もシェルビーブランドとして誕生して60周年を迎えるから。

しかもこのシェルビーGT500Rは、ただのパフォーマンスモデルではなく、アメリカンマッスルカーとしてのプライドをかけて、排気量3.8Lスーパーチャージャーエンジンに大容量インタークーラーとオープンコールドエアインテークなどの装備を追加することで最高出力900hpまで向上しています。

このモデルは世界限定225台のみ販売され、その内北米市場には180台販売されています。

通常の現地価格としては127,895ドル(日本円に換算して約1,480万円)ですが、チャリティーオークションともなると2倍以上の価値が付くのではないかと予想されます。

元祖ともいえるシェルビー・コブラ427

続いては、1965年式のシェルビー・コブラ427 S/C CSX。

今となっては殆どの聞くことのない排気量7.0L V型8気筒エンジンを搭載し、MTとソールズベリーディファレンシャルを介して、後輪駆動に最高出力540hpを発揮する過激な一台となります。

製造元はアメリカ・ラスベガスのSpeedway Classic Cars社で、グラスファイバー製のハンドレイドボディフレームがベースとなっていますが、総合的なパフォーマンスについては明らかになっていません。

教皇ヨハネパウロ2世のアメリカ訪問の際にデザインされた特別なブロンコ66

そして最後は、フルモデルチェンジ版・フォード新型ブロンコ66。

このモデルは、1979年10月にフォードが教皇ヨハネパウロ2世のアメリカ訪問のために製造した、1980年式のブロンコに敬意を表した特別な一台です。

ホワイトのボディカラーにレッドのカラードアクセントが特徴的ですが、恐らくこのモデルも超高額値で落札されるのではないかと予想されます。

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Reference:CARBUZZ