インプレッサ22B STiや日産スカイラインGT-Rだけじゃない!大人気のスバル360が北米の競売へ!イベント10周年を記念してフェラーリ812コンペティツィオーネAにスペシャルカラーを設定

北米でもスバル360の人気は高いようだ

過去これまでスバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)やWRX STiの限定シリーズが競売に出品され、新車価格よりも高額な1,000万円以上にて取引されてきましたが、今回はちょっと珍しい超コンパクトモデルが競売に出品されています。

▽▼▽関連記事▽▼▽

日本の軽規格に準拠したスバル360は、当時富士重工業が1958年~1970年までの12年間製造したモデルで、全長2,995mm×全幅1,295mm×全高1,335mm、ホイールベース1,800mmと全てがコンパクトでユニークな一台。

日本車が続々と北米にて輸入され、高額値で取引される昨今、スバル360はどれほどの価値を持つのか?早速チェックしていきましょう。


本当に50年以上前のモデル?ほぼ新車のような美しさだ…

こちらが今回出品されている1966年式のスバル360。

とても50年以上のモデルとは思えないほどの美しいコンディションで、超コンパクトボディにマッチしたライトブルーな見た目がフィアットなどの欧州車っぽい雰囲気に。

見た目の通り、車体重量は僅か408kgと非常に軽く、ポルシェ911と同じように後方に空冷エンジンが搭載されています。

パワートレインは、車名の通り排気量356cc(0.36L) 水冷2気筒エンジンを搭載し、最高出力16ps/最大トルク29Nmを発揮、トランスミッションは3速MTを搭載します。

ちなみにこのモデル、2021年に北米へと輸入され、諸々の整備・メンテナンスを実施した上で競売に出品されているため、ナンバーされ取得すれば北米での公道走行も可能とのこと。

足もとには10インチのコンパクトなホイールとダンロップ製SP10タイヤを装着しますが、年々新型車のホイールサイズが大きくなる一方で、こうしたキュートなコンパクトホイールも非常に魅力的。

なおフロントトランク部分には、ダンロップ製K888のスペアタイヤも収納されています。

走行距離は2.6万km、気になる価格帯は?

ここまで程度の良いスバル360は珍しいかと思いますが、実は走行距離は僅か26,000kmとほとんど走られていないですし、今後価値を高める一台かも?との噂も。

内装も非常にオシャレなボルドー系とホワイト系の2トーンタイプで、インパネ関連も必要最小限に抑え、ナビゲーションディスプレイや液晶関連はもちろん無し。

その代わりとしてAM/FMラジオやゴム製のフロアマット、暖房システムを装備。

最後に気になる価格ですが、2022年1月29日時点(3日残し)での入札現地価格は6,200ドル(日本円で約70万円)となるため、残り1日でどこまで入札合戦が繰り広げられるのか注目したいところです。

フェラーリイベント10周年を記念した個性的な特別カラーの812コンペティツィオーネAとは?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!