誓約書はどこへいった?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300がまたも競売に出品→遂に大台の2,000万円にて落札!グレード次第ではまだまだ上がりそうだな…
遂に新型ランクル300も2,000万円で落札される時が来たのか
2021年8月2日に発表・発売されたばかりとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
トヨタ公式も納期4年程度と回答していますが、一部のトヨタディーラーでは5年~8年、ほとんどのトヨタディーラーでは納期回答「未定」となっていますが、その一方で問題視されているのが「転売」。
当ブログにて取り上げているものでも最低5件以上が転売されていて、そのほとんどが1,500万円付近(新車販売価格の約2倍)となりますが、遂に今回新たに出品された新型ランクル300が過去最高額となる2,000万円にて落札されました。
やはり「ガソリンZX」「プレシャスホワイトパール」「フルオプション」のトリプル役満は強い
業者オークションAA(Auto Auction)にて出品された新型ランドクルーザー300ですが、今回の仕様は上級グレードのガソリンZX(4WD)で、ボディカラーはプレシャスホワイトパール、そして設定されているメーカーオプション全てが設定されている、いわゆる中東向け仕様。
先述にもある通り、落札価格は過去最高額となる2,000万円で、新車車両本体価格は730万円(税込み)であることから約2.7倍の価値を持つことに。
なお新型ランクル300を購入する場合は、(転売禁止期間はエリア・ディーラーによって様々ですが)転売・海外へと輸出することを禁止するための「誓約書(確認書)」にサインを求められることになっています。
誓約書の中身はこうなっている
ちなみに、新型ランクル300を購入する上で必ずサインしなければならない誓約書の中身は以下の通り。
誓約書(確認書)
この度のお取引は「輸出」及び「転売目的」での購入でないことを、お客様にご確認いただいております。
(外為法に抵触するリスク、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題につながる恐れがある為)
確認事項に該当する取引は受け付けませんので、ご了承願います。
<ご確認事項>
①私は、注文した車両を輸出及び、転売(最終需要者が未確定)はいたしません
②貴社から注文に応じることができないと判断され、注文の撤回を受けた場合、意義のないものとします
③私が前①号を違えた場合は、その発覚後貴社から今後の取引を停止される可能性がある事を承知します
④私が注文した車両について、古物営業法及び車庫法に違反しないことを確認し、各種法令を遵守いたします。
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・氏名・住所が確認できる本人確認書類コピー(運転免許証等)と照合し、お客様・本部で保管
法人のお客様の場合は印鑑証明コピー、商業登記簿謄本コピーをご準備ください
確認書類は3か月以内のものをご準備ください
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ただ残念なことに、誓約書にサインしたところで転売・輸出を100%防ぐことは難しく、これまで複数例の高額転売が行われてきたわけですが、今回の最高額2,000万円という金額も、まだまだ序章に過ぎず、恐らくグレードや仕様次第では更に高額になることも考えられそう。
だからといってトヨタはこの状況を黙って見過ごしているわけではない?過去に転売・高額出品された新型ランクル300は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!