このまま突っ走れ!三菱のフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEVが先行受注開始後3か月で1万台を突破!何と全体の約8割が「新規顧客」

三菱もここまで販売が伸びるとは予想していなかったようだ

さてさて、2021年12月16日に発売されたばかりとなる三菱のフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander PHEV)ですが、同年10月28日に先行受注開始してから僅か3か月ほどにて、累計10,000台超えのバックオーダーが入っていることが明らかとなりました。

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三菱の公式プレスリリースによれば、販売計画は月単位で1,000台となるため、単純に発売から2か月近くが経過して10,000台と考えたら月単位では5,000台ペースという計算に(目標月産の5倍近く)。

新型アウトランダーPHEVを購入する顧客の約8割が新規

そしてこれも驚きなのは、約3か月強で先代モデルの年間過去販売台数(約11,000台)に迫る見込みとのことで、「三菱自動車のPHEVを購入される新規顧客が約8割」を占めているとのこと。

まさに三菱を代表するフラッグシップSUVとなるわけですが、自動車の価格帯が年々上がり、更には半導体の供給不足や昨今の諸事情による部品供給不足で生産が遅れているとはいえ、こうした結果は自動車業界を盛り上げる内容なのではないかと思います。


新型アウトランダーPHEVで最も人気なのは最上級グレードP

ちなみに新型アウトランダーPHEVで最も人気のあるグレードが、最上級グレードPとのことで、先ほどの新規顧客の割合同様に全体の8割がPグレードを選択。

三菱によれば、顧客からは以下のように高く評価されているそうで、おそらく「実車に触れ」「実車を試乗すれば」更に評価は高まっていくのではないかと推測しています。

◇PHEVシステムによる環境にやさしく、滑らかで力強く静かな走り

◇ツインモーター4WDによる様々な天候や路面における安心感の高い走り

◇非常時やアウトドアで役立つ給電機能

ちなみに、先行受注開始から僅か1か月半ほどで目標月販台数の約7倍となる6,915台に到達した際には、以下の人気順となっていましたが、更なる新規顧客の獲得と最上位グレードPの購入比率が高まった可能性が高そうですね。

【2021年12月時点での、新型アウトランダーPHEV販売比率ランキング】

1位:上位グレードP(3列7人乗り)・・・76%

2位:中間グレードG(2列5人乗り)・・・16%

3位:中間グレードG(3列7人乗り)・・・7%

4位:エントリーグレードM(2列5人乗り)・・・1%

なお参考までに、最上位グレードPになると以下の装備が標準化されるため、上質さや見た目の差別化だけでなく快適性も国産SUVではトップクラスではないかと思います。

【新型アウトランダーPHEVの最上位グレードPの主要装備一覧】

◇LEDルームイルミネーション

◇BOSEプレミアムサウンドシステム

◇20インチアルミホイール

◇センターピラーブラックアウト(グロスブラックタイプ)

◇フロント・リアロアガーニッシュ(カラードタイプ)

◇サイドドアガーニッシュ(カラードタイプ)

◇ヘッドアップディスプレイ

◇運転席・助手席メモリー機能付き電動パワーシート

◇運転席・助手席リフレッシュ機能

◇後席シートヒーター

◇トリプルゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコン

◇セミアニリンレザーシート(ブラック&サドルタン)

◇天井色(ブラック)

続いてこれも前回のボディカラーランキングとなりますが、やはりリセール率の高いホワイト系が圧倒的1位で、次いでホワイト×ブラックルーフの2トーン、そしてブラック系という順位になっています。

1位:ホワイトダイヤモンド・・・44%

2位:ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカルーフ・・・17%

3位:ブラックダイヤモンド・・・12%

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