これがフルモデルチェンジ版・三菱の新型ASX(日本名:RVR)?よりエッジを効かせたダイナミックシールドグリルはXグリルに…「日産マーチ生産終了」と各販売店ブログでも公開

ティーザー画像ベースのレンダリングではあるものの、ここまで過激であれば新たな客層を獲得できるかもしれない?

2022年1月27日、三菱は2023年までに新型車2車種を欧州市場に導入する考えを示し、更にその内の一台となるのがフルモデルチェンジ版・新型ASXであることが明確になっています(もう一車種は不明)。

日本名ではRVRに相当するコンパクトSUVですが、どうやら三菱によれば「ルノーの最量販車種をベース」にするとのことで、おそらくは2021年2月に日本市場にも導入された新型キャプチャー(Renault New Captur)をベースにするのではないかと予想されます。

そして今回、新型ASXはこうなる?というレンダリングが公開されていますが、一体どのようなフロントマスクに仕上げられているのか?早速チェックしていきたいと思います。


ホンダのモデューロXのような刺激的なグリルで、三菱の新たな顔を切り拓く?

こちらが今回公開された新型ASXの完成イメージレンダリング。

海外カーメディアavarvariiによって作成されたレンダリングですが、ボディスタイルやカラーリングはキャプチャーをベースにしていて、フロントマスクは想像以上にアグレッシブ。

三菱独自のダイナミックシールドグリルをシャープに変形させた結果、ダイナミックシールドというよりも、ホンダのModulo Xのような”X”グリルような近いデザイン言語となり、ヘッドライトと独立した釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトは3セクションに分けられ、ヘッドライト(フォグランプ込?)も三眼タイプにすることでデイライトとの統一性を持たせていますね。

ちなみに欧州市場向け三菱ASXと、日本市場向けRVR、そして今回の新型のベースとなるであろうルノー新型キャプチャーのボディサイズは以下の通りで、恐らく現行ASXよりも更にコンパクトになるのでは?と予想。

◇ASX:全長4,365mm×全幅1,810mm×全高1,640mm、ホイールベース2,670mm

◇キャプチャー:全長4,230mm×全幅1,795mm×全高1,590mm、ホイールベース2,640mm

◇RVR:全長4,365mm×全幅1,770mm×全高1,630mm、ホイールベース2,670mm

プラットフォームはやはりCMFがベースになる?

ちなみにこちらが、三菱公式が公開した新型ASXのティーザー画像。

ボディスタイルとしては非常にコンパクトで丸みを帯びていて、フロントエンドはピュアEVを連想するかのようなグリルレスバンパーらしきものも確認できます。

ちなみにプラットフォームは、現行ASX/RVRがGSプラットフォームを共有しているものの、既に新型アウトランダーPHEV(New Outlander PHEV)ではCMF-CDプラットフォームを採用し、キャプチャーもCMF-Bプラットフォームを採用していることを考えると、新型ASXもCMF-Bを採用する可能性は非常に高いのではないかと考えられます。

エンジンはガソリンターボやプラグインハイブリッドの可能性も?

そして気になるパワートレインですが、これも新型キャプチャーがベースになるのであれば、排気量1.3L 直列4気筒ターボチャージャー付エンジンを搭載する可能性もありますし、環境法規制を考慮してハイブリッドもしくはプラグインハイブリッド(PHEV)を設定してくる可能性も高そう。

日産のドライビングサポートProPilotをベースにしたマイパイロット(MiPilot)については不明ですが、グレードによってメーカーオプションとして準備しておくのも良さそう。

まだまだ不明点の多い新型ASXですが、仮にこのレンダリングの通りのデザインで登場すれば、これまでの三菱のイメージを大きく覆し新規顧客を獲得できるかもしれないですし、新型アウトランダーPHEVの好調な売れ行きに続き、新型ASXにも注目したいところです。

日本市場向けRVRのフルモデルチェンジの可能性は?「日産マーチの生産終了」に関する日産販売店ブログも公開…気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!