グレードで全然質感が違うな…マツダ新型CX-60のグレード別エクステリアをインプレッション!メーカーオプション内容もチェックしていこう

プレミアムSUVといえども、やはりエクステリアはグレードによって大きく異なるようだ

2022年4月にも日本市場向けに関する詳細が明らかになる予定のマツダ新型CX-60。

2022年3月9日に欧州市場向けを中心に、詳細な内外装デザインやグレード構成、そして新世代パワートレインの詳細が明らかになりましたが、今回はイギリス市場向けとして展開されている新型CX-60 PHEVのグレード別主要装備とエクステリア画像、そしてメーカーオプション内容をチェックしていきたいと思います(先行予約がスタートしているのはPHEVのみ)。

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ただし、今回マツダUKが公開しているグレード構成は「新世代PHEVグレード」のみになるため、その他の直6マイルドハイブリッドや、直6ディーゼルマイルドハイブリッドは後日公開されるものと予想されます。

新世代CXシリーズ&ラージ商品群第一弾となる新型CX-60ですが、なぜ後輪駆動(FR)ベースのプラットフォームを採用したのか?については以下の通りで、FRならではのダイナミックな走りを提供することで、プレミアムSUV市場でも負けない一台を提供したかったのかもしれません。

まったく新しい後輪駆動(FR)プラットフォームは、加速やブレーキ、ステアリング、コーナリング時にはるかに優れた力の分散を提供する。

その結果、前輪駆動車に比べて、トラクション、ステアリング、ハンドリングなどのダイナミックなアクション、全体的な滑らかさ、ロードノイズが大幅に向上する。


イギリス市場向け新型CX-60 PHEVに設定されるグレードは全3種類

まずはおさらいも兼ねて、先に世界初公開された新型CX-60 PHEVのグレード構成は、以下の3種類となります。

【イギリス市場向け新型CX-60のグレード一覧】

◇EXCLUSIVE-LINE:43,950ポンド(日本円に換算して約666万円)

◇Homura(炎):46,700ポンド(日本円に換算して約708万円)

◇Takumi(匠):48,050ポンド(日本円に換算して約730万円)

やはりラージ商品群&プレミアムSUVということもあり、価格帯もかなりプレミアム。

各グレードの装備内容を、画像を交えてチェックしていきましょう。

エントリーグレードEXCLUSIVE-LINEの主要装備

まずはイギリス市場にてエントリーグレードとして扱われるEXCLUSIVE-LINEを見ていきましょう。

マツダが公式プレスリリースにて公開した新型CX-60のグレードが、最上位となるPHEV TAKUMI(匠)だったため、改めてこうして見比べてみると質感が大きく異なるようですね。

特に大きく異なるポイントは以下の通り。

【エントリーグレードEXCLUSIVE-LINEの主要装備一覧】

◇18インチアルミホイール

◇サイドミラーキャップ(カラードタイプ)

◇フロント・リヤフェンダー(無塗装ブラックの樹脂モール)

◇フロントスポイラー(無塗装ブラックの樹脂)

◇サイドスカート(無塗装ブラックの樹脂モール)

◇リヤロアバンパー(無塗装ブラックの樹脂モール)

◇サイドウィンドウモール(無塗装ブラックの樹脂モール)

◇フロントシグネチャーウィング(シルバー加飾?)

◇五角形グリルパターン(縦型基調のドット柄)

◇縦型基調のフロントエアインテーク(バンパー形状が異なるため?)

TAKUMIグレードのまとまりのあるカラードエクステリアで見慣れていたこともあり、やはり無塗装ブラックの樹脂モールが追加されると、従来のCX-5/CX-30っぽく見えたり。

この辺りはユーザー側の好みの問題にはなるため判断は難しいところです。

ちなみにこの他には、以下の機能が標準装備となり、充実度や満足度としては十分高そうです。

【全グレード標準装備一覧】

◇フルLEDヘッドライト

◇ハンズフリーパワーリフトゲート

◇12.3インチカラーエンターテイメントディスプレイ(マツダコネクトインフォテイメントシステム)

◇フロントシートヒーター&ステアリングヒーター

◇ブラックのフル本革シート

◇ヘッドアップディスプレイ

◇スマートキーレスエントリー

中間グレードHOMURAと上位グレードTAKUMIの主要装備、そしてグレード別メーカーオプションの詳細は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!