【悲報】BMW新型Z4/5シリーズが部品供給不足で生産一旦停止→共同開発のトヨタ新型GRスープラの影響は?更にトヨタの最新工場出荷目途が更新→新型ノア/ヴォクシーは相変わらず最大半年以上

ブルームバーグの報道の通り、新型Z4/5シリーズなどを生産するマグナ・シュタイア工場の生産が一時的に停止へ

BMWとトヨタの共同開発モデルとなる新型Z4と、マイナーチェンジ版・新型5シリーズ(New 5 Series)の2車種が、2022年3月14日より2週間ほど生産停止となることが明らかとなりました。

先日のブルームバーグの報道にもある通り、これらのモデルはオーストリアのマグナ・シュタイア工場にて生産されていて、併せて共同生産を進めるトヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)にも大きな影響がでるのではないかと予想されます(トヨタからの報告は一切無し)。

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オーストリア全国公共放送局ÖsterreichischerRundfunk(ORF)の報告によると、先述にもある通り2022年3月14日から2週間生産停止となりますが、停止理由は「昨今の世界情勢による影響で部品供給できないから」とのこと。

主な部品はワイヤハーネスとなりますが、他社からの供給も可能かどうか調査を進めているそうです。


工場稼働停止により、納期遅れが生じるだけでなく製造業に携わる全ての方々の生活にも影響が出る

こうした部品供給不足により、2週間も工場稼働停止となるわけですが、マグナ・シュタイヤのスポークスマンによると、「今回の影響で従業員が休暇を使わざるを得ない。特に時給で働く方からすると生活ができなくなる。一刻も早くこの状況を解決できるようにしてほしい」とコメントしています。

新型GRスープラの生産から身については不明だが…

あと、これは前回のブログでもお伝えしましたが、トヨタは2022年4月28日に一部改良版・新型GRスープラを発表し、更に排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載する最上位グレードRZをベースに6速MTが追加設定されます。

更に6速MTモデルをベースに、抽選限定50台のみとなるRZマットホワイト・エディション(RZ Matte White Edition)も販売される予定ですが、今回の生産停止に伴い、発表自体は可能だと思われるものの、発売時期が大幅に遅れないかが心配なところ(発売時期は2022年10月)。

ただでさえ昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足で長納期化が深刻化しているにも関わらず、ここに昨今の世界情勢による影響が重なってくると、製造業に携わる全ての方々にも不具合が生じるため、一刻も早くこの問題が解決する方向に進んでほしいところです。

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