誓約書の話はどこへ?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が納車後「1か月経たずに」中古車サイト・カーセンサーにて転売。新型GR86/スバル新型BRZがブレーキ不具合のため自主改善へ
誓約書にも抜け穴はあるにもしても、転売すれば色々問題は出てくるのだが?
2021年8月2日に発表・発売されてから7か月以上が経過しているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。
日本国内でのバックオーダー数は2万台を突破しているとの情報で、しかも納期はトヨタ公式で「4年程度」、ディーラーによっては”バックオーダー数に対する月産台数”から換算して「5年~6年」と回答するところもあるようです。
昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足、昨今の世界情勢による空輸問題、更には東北震災による仕入れ先から部品供給不足など、様々な問題が重なって更に長納期化する恐れがあります。
▽▼▽関連記事▽▼▽
そんな状況でありながらも、今回「納車されて1か月も経たずに」中古車サイト・カーセンサーにて、新型ランドクルーザー300が再び売りに出されています。
そういえば最近ディーゼルモデルの転売が多くなってきた
コチラが今回、中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型ランドクルーザー300。
販売元は、千葉県長生郡を拠点とするEXFEEL 長生店さん。
グレードは最上位タイプのディーゼルGR-S(4WD)で、ボディカラーはプラチナホワイトパール、内装はGR-S専用ブラック×ダークレッドのデュアルトーンタイプとなります。
ちなみに価格帯は「応談」となっていますが、これまでの流れを考える1,700万円~1,800万円と、新車価格より倍近い金額にて販売されている可能性が高そう。
こうして見ると、ここ最近のカーセンサーに出品されている新型ランクル300のグレードは「GR-S×ディーゼルモデル」の割合が多くなったように感じられ、もしかすると日本仕様はディーゼルモデルが優先的に製造されている?といった可能性も。
▽▼▽関連記事▽▼▽
なお新型ランドクルーザー300は、新車購入・契約の際はトヨタメーカーより各ディーラーへと配信されているフォーマットをもとに作成した「誓約書」なるものが存在し、転売・輸出しない旨をサインすることになるわけですが、噂によれば「この誓約書の約束を破るとペナルティ(ディーラー出禁)」などといった話もあるようで、しかし本当のところは不明。
▽▼▽関連記事▽▼▽
納車されて僅か1か月での転売?
そして今回出品されている個体は、年式が2022年式で、走行距離は僅か90km、そして車検有無を見ると2025年3月であることから、納車時期は2022年3月→すなわち納車されて1か月経たずに転売した可能性が高いという事に(運転席以外にカバーが掛けられている時点で、納車されたてっぽい)。
後席はこんな感じ。
おそらく納車されてからカバーは一切外さずにそのままにしているのだと思われますが、ここまであからさまなのも…
こうして見ると、本当にランクル300を求めている納車待ちのオーナー様のもとに届かないのが残念ですが、これだけ誓約書で規制を設けてカーセンサーに出品されるということは、今後もまだまだ転売される可能性は高そうですね(販売ページはコチラ)。
トヨタ新型GR86/スバル新型BRZのブレーキ関連に不具合?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!