日産の新型フェアレディZ Proto Specの当選結果発表まで残り約1週間!抽選限定240台に対して倍率は「10倍以上」との情報も。新型GT-R R35 T-Spec同様に転売ヤーの餌食にならなければ良いのだが‥

2022年は様々なスポーツカーが登場し、その記念すべきスタートが新型フェアレディZになる

2022年4月25日に先行予約がスタートし、同年6月下旬に発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)。

日本国内では、抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specが発売されますが、このモデルの抽選結果が2022年4月18日付近に明かとなります。

私も申し込み完了済みで、今回の新型フェアレディZの完成度や走り、そして日産としては最後かもしれないノンハイブリッドピュアスポーツカーということで、個人的には2022年最も期待値の高いモデルだと考えています。

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2022年は、新型フェアレディZからスタートし、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R)、トヨタ新型GRスープラ(6速MT)/GRカローラ(Toyota New GR Corolla)とこれまでにないスポーツカーの1年となります。


特別仕様車Proto Specの抽選倍率は10倍を超えている模様

ちなみにいつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、特別仕様車Proto Specの抽選倍率は優に10倍(2,400件以上)を超えているとのことですが、そのなかには転売目的にて応募している可能性も。

2021年に抽選限定100台+αのみ販売された特別仕様車GT-R R35 T-Specのように、転売禁止の口約束があったとしても、納車後すぐに競売や中古車サイト・カーセンサーにて転売される方も少なくはないため、そう考えるとProto Specも同様の問題が起きることも考えられそう。

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新型GT-R R35 T-Spec同様に、Proto Specの転売も十分に考えられる

via:Twitter

今のところProto Specに関する転売禁止の誓約書の情報は一切ないものの、今回のように応募者数や倍率によっては、日産側も独自に対応していくことも十分に考えられるかもしれません。

前回のブログでもお伝えしましたが、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)/レクサス新型LX600のように、メーカー公式が発行した転売・輸出禁止に関する誓約書があったとしても、以下の関連記事の通りパキスタンへと輸出され、新車価格よりも8倍近い約5,700万円にて転売されるケースもありますからね…

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新型フェアレディZの納期も心配

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なお日産ディーラーの情報によると、特別仕様車Proto Spec含めスタンダードグレードの先行仮予約(いわゆる口約束)も始まっているそうで、1店舗だけで既に10台近くの仮予約が入っていることを考えると、フェアレディZの月産目標数の割合や部品供給の兼ね合いによっては年内納車も難しくなってくるかも…

今のところ発売時期は2022年6月下旬となっていますが、日産ディーラー曰く、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体不足の影響で時期が遅れる恐れも考えられ、仮に発売されたとしても「納期が全く読めない」とも語っていたため、ワクワクと同時にちょっとした不安もあったり。

どの自動車メーカーも部品供給不足や半導体不足で生産・納期遅れ、工場生産・稼働停止もあり得る話なので、こればっかりはどうすることもできないものの、プロトタイプモデルが発表されて1年半以上が経過していますし、日産もそろそろ動き出したいはずですからね…今は日産の公式プレスリリースを待つばかりです。

新型フェアレディZにて唯一確認できていなかったバーガンディ(ローズウッドメタリック)が遂に登場?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!