ホンダ次期NSXピュアEVと思われるティーザー画像公開!レクサス新型LFA後継がライバル?更に日産の新型サクラ対抗のピュアEV軽2種類や、SUVの存在も明らかに【動画有】
いよいよホンダが2030年までに向けた本格的な「電動化への取り組み」を明らかに
2021年12月14日、トヨタ主催のEV戦略において15車種ものピュアEVモデルを発表するという衝撃のサプライズから約4か月。
2022年4月12日、今度はホンダが2030年までに向けたグローバルの推進と電動化への取り組みに関するビジネス内容を発表しました。
今回ホンダが明らかにした取り組みとしては以下の通りで、大きなトピックスとしては2030年までに30車種ものEVモデルを展開し、更にEVだけで年間生産200万台を突破する計画があるということ。
◇ハード売り切り主体のビジネスから、ハードとソフトを融合させた商品を通じてお客様にさまざまなサービス・価値を提供するビジネスへ拡大し、事業ポートフォリオの変革に取り組む
◇今後10年で研究開発費として約8兆円、電動化・ソフトウェア領域に投資も含め約5兆円を投入し、電動化を加速
◇2030年までにグローバルで30機種のEVを展開し、EVの年間生産200万台超を計画
◇全固体電池の実証ラインに着手、約430億円を投資し2024年春に立ち上げ予定
via:Honda
そしてこれらの計画の中で、今後重要なモデルとなるであろうピュアEVシリーズの一部詳細を明らかにしています。
一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
商用タイプのピュアEV軽が2024年前半にデビュー予定
まずは2024年前半のデビューに向けた、ピュアEV軽(商用モデル)の投入ついて。
2022年4月発表/5月発売予定となっている日産の新世代ピュアEV軽となる新型サクラ(Nissan New SAKURA)に対抗した商用版といったところで、価格帯としては100万円台での提供を目指しているそうです。
なおモデルベースとしては、恐らくN-VANになることが予想され、具体的にどのようなスペックを持ち(航続距離や充電時間など)、どのようなグレード構成で、どのような新機能を搭載するのかまでは不明ですが、新型サクラ同様に商用軽市場を大きく揺るがすゲームチェンジャーになる可能性が高そうです。
商用版ピュアEV軽投入後、乗用ピュアEV軽やSUVも順次投入へ!
そして商用ピュアEV軽が導入された後、適時投入という形で乗用タイプのパーソナル軽EVとSUVタイプのEVも登場するそうですが、特にパーソナル軽EVに関しては、N-ONEをベースとする可能性があり、新型サクラに対抗する一台となり得るかもしれません。
ピュアEV SUVに関しては、今のところどういったモデルなのかは不明ですが、既に中国市場にて新型ヴェゼルをベースとしたe:NS1/e:NP1がデビューしているため、もしかするとこれらの日本版ということも考えられそう。
この他の計画としては、北米市場ではGMと共同開発の中大型クラスEVを2024年に2機種投入するとのこと(ホンダブランドから新型SUVプロローグ、アキュラブランドからSUVタイプ)。
そしてピュアEVの最大市場ともいえる中国では、2027年までに10機種ものEVを投入する予定で、その筆頭にe:Nシリーズが展開されることとなりそうです。