日本仕様のトヨタ新型bZ4Xが2022年4月12日に発表!発売は同年5月12日で購入方法はKINTO/リースのみ。まずは上位グレードZからで、ヨーク型ステアリングも採用されるようだ【動画有】

待望の新型bZ4Xが発表され、まさか全く同じ日に競合の日産の新型アリアB6(2WD)が発売されるとは…

2022年10月29日に概要が発表されてから半年近くが経過したトヨタのピュアEVクロスオーバー新型bZ4Xですが、遂にこのモデルの更なる詳細が2022年4月12日に発表され、同年5月12日に発売されることが決定しました(日産の新型アリアB6 2WDも同じ発売日!)。

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トヨタ公式プレスリリースでも公開されている通り、2022年5月12日に発売される際は、まずは上位グレードZ[2WD:6,000,000円税込/4WD:6,500,000円税込]のみの販売となり、購入方法は個人顧客の場合サブスクリプションKINTO(キント)のみ、法人顧客の場合はトヨタレンタリースならびにトヨタモビリティーサービスでのリースのみに限定されます。

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なお当初の計画では、初回4,000台の受付けを対応する予定でしたが、更に1,000台減らしての3,000台にて申し込みを受付け、秋口に第2期、以降順次申込みを受付け、初年度は5,000台分の生産・販売を予定しているとのことです。

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ピュアEVならではの不安を払拭するため、電池容量維持率は10年で90%

こちらが今回、正式に発表された新型bZ4X。

基本的な装備内容や主要諸元等に変更はなく、高い電費性能(128Wh/km)により、2WDモデルでの航続可能距離は559kmを実現可能とし、更には電池容量維持率においても、10年後90%を維持できるように開発を進めてきたとのこと。

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おそらくこの辺りの現実的な活用も踏まえて、販売台数の制限や所有期間の制限などを設けることにより、bZ4X本来の性能と価値などをユーザーの手で見出していくのではないかと予想されます。

ただ、日本国内ではまだまだ充電インフラが充実していないため、トヨタとしても今後のBEV普及進度を踏まえつつ、2025年を目途に「全国のトヨタ販売店に急速充電器を設置していく計画」を持ち、更にBEV需要が高い地域を中心に順次設置を進めていくとのこと。

新型bZ4Xは4つの目標価値を掲げて販売へ

新型bZ4Xでは、ただ単に電気自動車タイプのクロスオーバーとして捉えるのではなく、以下の目標価値を定めることで、競合他社との差別化を図ることを目指しています。

◇You & Others:ヒトとヒト
・前後シート間距離を1,000mm確保し、足もとを広く設定
・パノラマムーンルーフを装備することで開放感を提供
・遮音性の高いガラスや、風切り音の減少(Cd値0.28)で快適に
・普通充電(200V/6kW・30A)で約12時間でフル充電

◇You & Your Car:ヒトとクルマ
・e-TNGAプラットフォーム採用により低重心化&eアクスルを採用
・電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用
・スバルのAWD技術となるX-MODEを採用(4WD車のみ)
・ヨーク(異形)型ステアリングホイールを採用

◇You & the Environment:ヒトと地球
・1年間で1,750km走行可能なソーラー充電システム[メーカーオプション]
・電池3R(リビルト、リユース、リサイクル)を採用
・リサイクル素材を活用することで環境にも貢献

◇You & Society:ヒトと社会
・新世代Toyota Safety Sense
ープリクラッシュセーフテ
ープロアクティブドライビングアシスト
ー安心降車アシスト
ーアドバンストパーク(リモート機能付) 等

新型bZ4Xの購入方法KINTOでの条件などは?オプションやボディカラーは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!