(2023年)フルモデルチェンジ後”初の”マイナーチェンジとなるスバル新型アウトバックが世界初公開。「よりウィルダネス顔」「ドライビングサポートもアップデート」「新機能追加」等
プラスチックの面積が拡大され、よりオフロード顔に変化した新型アウトバック
2022年4月14日より開催のアメリカ・ニューヨークオートショー2022にて、スバルのマイナーチェンジ版・新型アウトバック(Subaru New Outback)が世界初公開されました。
2019年にフルモデルチェンジ版が発表されてから3年近くが経過し、今回6代目としては”初の”マイナーチェンジを迎えることになる北米市場向け新型アウトバック。
日本市場では、2021年末に遅れて新型レガシィアウトバック(New Legacy Outback)として発売されましたが、フロントマスクやリヤデザイン、インテリアなどが北米向けと異なり、より先進的な装備がラインナップされています。
そして今回の北米市場向け新型アウトバックは、よりオフロード寄りの顔つきに変更され、ドライビングサポート技術もアップデートした魅力的な一台となっています。
マイナーチェンジ版・新型アウトバックのエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回公開された北米市場向け新型アウトバックのエクステリア。
大口化したハニカム形状のフロントグリルに加え、ハーフスプリットヘッドライトも新型レヴォーグ(New Levorg)/新型WRX S4チックに近い引き締まった目つきに。
そして今回のマイナーチェンジで大きな変化は、フロントエアインテーク周りの無塗装ブラックによる樹脂パーツの面積が拡大され、よりウィルダネス顔に近づいたということ。
フロントバンパーやフェンダーモールの樹脂パーツはこれまで通りでしたが、更にエアインテーク周りにLEDデイライトと同じ”コ”の字型のモールディングを大胆に設けることで、より力強さが加味されました。
ウィルダネスってどんなグレードなの?
ウィルダネスは、アグレッシブな顔つきとオフロード感を強調させる北米市場向けならではの特別グレードで(トヨタRAV4でいえばアドベンチャー的なグレード)、既に新型アウトバック/フォレスター(New Forester)をベースにしたグレードとして展開されています。
ちなみに日本国内にも、アウトバック・ウィルダネスの並行輸入モデルが既に複数台納車されているのも有名ですね(販売元は、埼玉県さいたま市に拠点を置くインポートカーディーラー・ロッキーさん)
パワートレインは大きく2種類!日本市場のように1.8リッター直噴ターボの設定は無し
パワートレインは、排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力182hp/最大トルク239Nmを発揮するエントリーグレードと、排気量2.4L 水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力260hp/最大トルク376Nmを発揮する上位グレードをラインナップ。
トランスミッションは、何れも8速マニュアルモード機能を備えるCVTのみをラインナップし、駆動方式も四輪駆動(4WD)のみとなります。
なお、これまでは2.4リッターターボエンジンのみをラインナップしていたOnyx Editionについても、価格帯を少し抑える形で2.5リッター自然吸気エンジンも追加するとのことで、より購入しやすいモデルに(おそらくユーザーからの要望が多かったものと予想される)。