日本人実業家に5台納車予定のWモータース新型フェニアスーパースポーツの実車を見てきた!まるで芸術のような美しさ…その金額は3.5億円
新型フェニアスーパースポーツで最後に内燃機関になり、今後はEVが採用される
引き続き、Wモータース新型フェニアスーパースポーツを見ていきましょう。
パワートレイン含むエンジニアリング系は、全てWモータースのテクニカルパートナーを務めるポルシェRUFが担当しており、排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps/最大トルク980Nmを発揮。
スペックだけを見ると、ポルシェ911GT2 RSはもちろんのこと、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(Lamborghini Aventador SVJ)を凌駕するレベルで、見た目のアグレッシブさとうまく比例しています。
なおこの日はエンジン始動音や空ぶかしも披露していただきましたが、そのサウンドはまさにポルシェそのもの。
実はこの水平対向6気筒ツインターボエンジンを持って、Wモータースはノンハイブリッドハイパーカーの開発を終了し、次期モデルではEVが採用されるとのこと(Wモータースのエンジニアより)。
リヤエンジンフードにはWモータースの象徴でもあるウルフ(Wolf)のエンブレム付
そしてこちらはWモータースのイニシャル&象徴にもなっているウルフ(Wolf)のエンブレム。
素材を確認するのを忘れてしまいましたが、このプラークだけでも高そう…
Wモータースは、ブランド名に拘る企業としても有名で、工場などを持たないファブレス企業でありながら、先述の通りエンジニアリング系もRUFに依頼しているため、品質としてはトータルで非常に高めであることもわかります(仕様決めなどはもちろんWモータースが担当)。
情報としては知っていたものの、やはりこうして実車を拝見すると、スペック以上の存在感に圧倒されてしまい、少し足が震えてしまう程。
ちなみに足元には、グロスブラック仕上げとなるフロント19インチ・リヤ20インチの鍛造アルミホイールを装着し、ブレーキディスクはもちろんカーボンセラミック製。
タイヤはミシュラン製パイロットスポーツカップ2を装着しています。
改めて新型フェニアスーパースポーツを拝見すると、スーパーカーを初めて見た時のワクワク感はもちろんですが、「ここって本当に日本なのだろうか?」と疑ってしまうほどの特別な空間で、改めてこのような異世界の空間に伺えたこと、そして新地哲己CEOはじめ、ニューガイアモータースの藤松信弥 社長には心より感謝です。