マツダ新型CX-60の開発車両を初スパイショット!実車は想像以上に丸みと重厚感アリ…なぜか日本仕様ではなく欧州市場向け?注目度もかなり高く、長納期化する可能性も?

いよいよ2022年4月16日より生産開始となった新型CX-60

2022年4月25日より先行予約スタート予定となっているマツダの新世代CXシリーズ&ラージサイズ第一弾の新型CX-60。

このモデルの量産仕様が、2022年4月16日より防府第2工場(山口県防府市)にて生産をスタートし、まずは欧州市場向けから順次生産・デリバリーを進めていくことになりますが、早速日本国内にて同モデルの開発車両がスパイショットされています。

新型CX-60の開発車両が、日本国内にてスパイショットされたのは初めてだと思われますが、あくまでも今回は欧州市場向けの左ハンドル仕様。

実車はどのような仕上がりになっているのか?早速チェックしていきましょう。


実車は想像以上にシンプルで丸みを帯びたボディライン

via:Twitter

コチラが今回、日本国内にて初スパイショットされた新型CX-60の開発車両。
※Twitter ID:@gakutk40s様より、事前に画像の使用許可を得ております(画像並びに情報提供いただきありがとうございます!)

ボディカラーはソニックシルバーメタリックで、車内を見ていくと左ハンドル仕様であることから、おそらくは欧州市場向けの量産モデルを日本の公道にてテスト走行しているものと予想されます。

ボディ全体を見ていくと、ミドルサイズSUVでありながらも、全体的に丸みを帯びていて重厚感やカタマリ感はあるものの、アグレッシブというよりもマイルドっぽい印象。

これまで公開されてきた新型CX-60の画像を見比べてみると、やはりフロントヘッドライトがコンパクトで丸みがある分、北米市場向け新型CX-50のようにアウトドア/アクティビティ向けではなく都会派SUVといった感じでしょうか。

ホイールサイズは18インチ

ここからは細部のデザインを見ていきましょう。

足もとのアルミホイールを見ていくと、グレーメタリック系の18インチアルミホイール(235/60R18インチタイヤ)を装着しているのだと考えられますが、新型CX-60では18インチと20インチタイヤホイールの2サイズに限定され、他サイズのアルミホイールは準備されていません(レクサス新型NX/RZ450eも18インチと20インチの2サイズのみ)。

そして今回の18インチタイヤアルミホイールを見るからに、オールシーズンタイヤ系なのかサマータイヤなのかは不明ですが、少なからず20インチアルミホイール(235/50R20インチタイヤ)を装着する、上位グレードのL PackageやExclusive系、Premium Sports/Premium Modernではないことは間違いなさそう。

アクセントパーツはブラック系がほとんど

この他にも、フロント・リヤフェンダーモールがボディ同色ではなく無塗装ブラックの樹脂タイプであることや、サイドウィンドウモールがブラック塗装に仕上げられていることを考えると、25SのエントリーグレードもしくはXD系であることが濃厚に。

フロントフェンダー部分に設けられているサイドシグネチャーバッジについては、なぜかココだけカモフラージュラッピングによる偽装が施されているため、ブラックカラーなのかテクノロジーバッジなのかは不明(多分ブラックだと推測)。

あとはBピラー部分が無塗装ブラックのため、XD系やエントリーグレードのS Packageに絞られてきますが、おそらくSKYACTIV-G 2.5+PHEVのS Packageに相当するグレードでのテスト走行を実施しているのでは?と推測。

フロントグリルである程度グレードは明確に

ちなみに今回の開発車両では、シグネチャーウィングがメッキ加飾に仕上げられていますが、上位グレードExclusiveやPremium Sportsになってくるとクロームブラックに仕上げられ、更にフロントグリルパターンも無塗装ブラックに仕上げられるのはS Packageのみ。

特にシグネチャーウィングやグリルパターン、フェンダーモールといった細部のパーツは、メーカーオプションにてアップデートすることは不可能なので、やはりSKYACTIV-G 2.5モデルのS Packageが濃厚。

開発車両のインテリアはオールブラック系?シンプルな内外装だと価格帯が299.2万円からも納得?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!