【悲報】ホンダが2022年4月末以降に最大50%まで減産することを発表!新型ヴェゼルは納期1年以上、新型N-BOX/N-WGN/N-ONEなどは更に2か月以上遅れる模様
今後もまだまだ大幅減産が続く可能性も考えられそうだ
自動車メーカーの多くが苦しんでいる部品供給不足や半導体の供給不足による、工場生産・稼働停止と長納期問題について。
どのモデルも、新車オーダーしても納期3か月~1年以上が当たり前となり、特に数多くの主要ラインナップを揃えるトヨタも、2022年5月は新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/レクサス新型NXが発売直後から納期1年以上になるなど、生産がスムーズに進みにくい状態が続いています。
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そして今回、ホンダが2022年4月21日時点での工場稼働並びに出荷目途を更新しましたが、2022年4月末時点での生産稼働率は最大 約50%まで低下し、主要モデルの工場出荷時期・納期が更に遅れている状態です。
生産稼働率が約5割まで低下したのは鈴鹿製作所
早速ホンダの公式プレスリリースをチェックしていくと、2022年4月21日時点での鈴鹿製作所と埼玉製作所の生産稼働率は、それぞれ約50%減/約30%減となり、以下のモデルの生産影響が生じる恐れがあります。
【ホンダ工場生産稼働一覧(2022年4月21日時点)】
[鈴鹿製作所・第1ライン&第2ライン]
・生産稼働率:2022年4月で約5割、2022年5月で約5割
・主な生産モデル:ヴェゼル、フィット、シャトル、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN
[埼玉製作所・完成車工場]
・生産稼働率:2022年4月で約7割、2022年5月で通常稼働
・主な生産モデル:フリード、CR-V、インサイト、シビック、Honda e
上の項目にもある通り、鈴鹿製作所では、ホンダの主要モデルともいえる新型ヴェゼルをはじめ、新型フィット4やN-BOX/N-ONE/N-WGN/N-VANが生産されているため、このタイミングで稼働率が半減するのは大きな痛手。
特に新型ヴェゼルに関しては、e:HEV Z/e:HEV PLaYが納期1年以上で、ガソリンG/e:HEV Xでも納期半年近く。
そして新型フィット4で納期半年近く、新型N-BOX/N-ONE/N-WGN/N-VANは納期4か月~半年と2か月以上の納期遅れが生じているため、「2022年夏以降の一部改良やマイナーチェンジまでに生産間に合うのだろうか?」という不安も。
新型ヴェゼルはどんどん納期が延びているような…
なお新型ヴェゼルに関しては、先述にもある通り2022年4月21日に新車オーダーした場合だと、2023年5月以降の納車になってしまうため、場合によっては一部噂されているフルモデルチェンジ後”初”の一部改良後のモデルが納車される可能性も(その分価格帯も高くなる能性はありますが)。
そして2022年夏以降には、ハイパフォーマンスモデルの新型ヴェゼル・モデューロX(Modulo X)が発表・発売される予定ですが、この調子で減産が続いてしまうと「納車はいつになるの?」といった不安・疑問も。
どのモデルも同じことですが、お金を出してもすぐに納車される状態ではなく、「車検などの関係で早期的な納車が必要」になった場合は、新車価格よりも高い中古車(即納できる時間分をお金で買う)を購入することも視野に入れた方が良いのかもしれません。
軽自動車でも納期は最大半年?ホンダの主要ラインナップモデルの工場出荷一覧は、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!