(米)ホンダ新型HR-V(日本名:ZR-V)のパワートレインが完全リーク!1.5Lターボではなく2.0L直噴エンジンのみ、日本市場向けは2.0Lハイブリッドe:HEVが濃厚だが懸念されるポイントも

そろそろ日本市場向けに関する情報が展開されてもおかしくないところだが

日本市場でも2022年秋頃に発表・発売予定となっているホンダの新世代CセグメントSUVとなる新型ZR-V。

新型ヴェゼル(Honda New Vezel)とCR-Vの中間的な立ち位置で、2022年内に日本市場向けCR-Vの生産並びに販売終了予定となっているため、その後継モデルとしての注目も高まっています。

競合モデルとしては、トヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)やマツダCX-30、スバルXVなどが対象として挙げられますが、今回新型HR-Vのパワートレインがカリフォルニア州大気資源局(CARB)の資料より完全リークされています。

一体どのようなエンジンが搭載され、日本市場でもどのようなエンジンが設定されるのか予想していきましょう。


どうやら1.5Lターボエンジンではなく、2.0L直噴エンジンが設定される模様

北米市場向け新型HR-Vのパワートレインがリークされたのは、海外掲示板サイトIntegra Forumで、新型HR-VのCARBデータベースが”シレッ”と掲載されたことで、具体的なエンジンと出力値/トルク値が明確になったとのこと。

新型HR-Vは、日本市場向けの新型ZR-V同様にフルモデルチェンジ版・新型シビック(New Civic)をベースにしたスポーツ志向のCセグメントSUVになる予定で、キビキビとした走りや旋回性などはシビック譲りになると言われています。

そんな新型HR-Vに搭載されるエンジンは、北米向け新型シビックセダンにも設定されている排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンで、しかもハイブリッド(e:HEV)の設定は無し。

最高出力160ps/最大トルク187Nmを発揮するとのことで、これまでのHR-Vに比べると馬力+12%アップ/トルク+8.5%アップし、よりパワフルな一台になることは確実なのですが、既にラインナップされている北米向け新型シビックに比べると、トルクは-63Nm低いことに。

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リーク情報とはいえ、まだこの数値が最終的に決定したものとは言い切れないため、2022年後半のプレスリリースを楽しみにしたいところですが、個人的に気になるのは国内市場向け新型ZR-Vにはどのようなエンジンが設定されるのか?ということ。

日本市場向け新型ZR-Vのパワートレインはどうなる?

新型シビックのプラットフォームをベースにしたCセグメントSUVということであれば、ガソリンモデルは排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、ハイブリッドモデルは排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+電気モーターを組み合わせたe:HEV仕様に。

特にここ最近では、フルモデルチェンジ版・新型シビックe:HEVの具体的な主要諸元が明らかとなり、以下の通りのスペックとなる予定ですが、恐らくZR-Vは車体が重くなる分、更にパワー/トルクアップすることが予想されます。

[新型シビックe:HEV(ハイブリッド)]

◇パワートレイン:排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン

◇最高出力:141ps/6,000rpm

◇最大トルク:182Nm/4,500rpm

◇モーター出力:184ps/5,000rpm~6,000rpm

◇モータートルク:315Nm/0~2,000rpm

◇バッテリー種類:リチウムイオンバッテリー


[新型シビック(ガソリン)]

◇パワートレイン:排気量1.5L 直列4気筒VTECターボ

◇最高出力:182ps/6,000rpm

◇最大トルク:240Nm/1,700rpm~4,500rpm

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