ちょっと違和感ある?フルモデルチェンジ版・スバル新型WRX S4(VBH型)に巨大リヤウィング付けてみた→見慣れるにはもう少し時間がかかりそうだ

よくよく考えてみると新型WRX S4に巨大リヤウィングを装着した例は見たことが無い

日本市場でも2021年11月25日より発売された、スバルのフルモデルチェンジ版・新型WRX S4(VBH型)。

スバルオブアメリカの公式プレスリリースでも、本モデルをベースに高性能モデルの新型WRX STIが「市販化される予定はない」と発表されましたが、STI用と思われる巨大リヤウィングを装着したらこうなる?というカスタム例が公開されています。

▽▼▽関連記事▽▼▽

おそらく実際に巨大リヤウィングを装着した例は、世界でも数少ないと思われ、今後のカスタム市場の参考になるのではないかと予想されます。


やはり巨大リヤウィングを装着するとイメージも大きく変化するな

こちらが今回公開された、巨大リヤウィングを装着した新型WRX S4(VBH型)。

インスタグラムユーザーSubie001氏が投稿したカスタムモデルを見ていくと、ホワイト系のボディカラーにフロント・リヤフェンダーモールは無塗装ブラックに仕上げられ、ラリーチックなスポーツに仕上げられていますが、このデザインは発表直後から意見が大きく分かれていますね。

リヤロアバンパーやリヤディフューザーも無塗装ブラックながらもボリューミーで重厚感があり、マフラーは両サイド2本出しのクワッドエキゾーストパイプをインストール。

そしてリヤテールランプは、新型BRZ/トヨタ新型GR86に近い”フ”の字型を採用しつつ、センター直結式の一文字ブラックガーニッシュを装備。

ここまではスタンダードな新型WRX S4ですが、一番注目したいのが巨大リヤウィング。

実はSTIスポーツパーツにも巨大リヤウィングのオプションはラインナップされていない

実はこのリヤウィング、スバルの純正ディーラーオプションでもあるSTIスポーツパーツにもラインナップされておらず、その理由が「先代モデルのS4では、販売数の全体の1割に満たず、絶対的に少なかったから」とのこと(ベストカーさん取材のもと、スバル開発者のコメントより引用)。

なおリヤウィングを装着する理由については、見た目での差別化はもちろんですが、シンプルに目立つこと、空力性能の向上なども挙げられますが、一方でシンプルなトランクスポイラーやリヤスポイラー、標準ボディでも既に空力特性が考慮されている等、「リヤウィング自体の必要性を見いだせない」といった理由から装着しない方も多いのだそう。

確かにリヤウィングも賛否は大きく分けられ、「巨大リヤウィングを付けているからこそSTIのイメージがつきやすい」という意見もありますが、今回の新型への装着例はネガティブな意見が多いようです。

新型WRX S4と巨大リヤウィングの組み合わせに見慣れるのは少し時間がかかりそう

ウィング形状自体は、先代WRX STIにほぼほぼ近いデザインで、ウィングサイドには新たな空力パーツを装着。

新型WRXでは個々のパーツの主張が強いため、そこに新たに巨大リヤウィングが装着されると、「ちょっとやり過ぎ?」感は否めず、見慣れるのも少し時間がかかりそう。

あとはルームミラーからの後方視界も気になるところです。

これまで公開されてきた新型WRX STIのイメージレンダリングは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!