何と(米)トヨタからマットブルー!(2023年)一部改良版・新型カムリに特別仕様車ナイトシェイド・スペシャルエディションが登場。ホイールはマットブロンズで維持も大変そうだ

2022-07-07

まさかトヨタからマットブルーのボディカラーが新規設定されるとは…

日本市場でも2022年8月に一部改良版として新しく発売される、トヨタ新型カムリ(Toyota New Camry)ですが、一足早く北米市場向けが発表され、更に特別仕様車ナイトシェイド・スペシャルエディション(Night Shade Special Edition)が設定されます。

1980年に初代カムリが誕生して40年以上が経過しましたが、ナイトシェイドエディションもこれまで何度か登場し、2021年の北米市場向けカムリの売り上げ全体の約5%を占めています。

今回新たに登場するナイトシェイド・スペシャルエディションは、2022年のカムリの売り上げの内、約7%まで成長させることを目的に設定され、更にボディカラーもミッドナイトブラックやホワイト、そして新規開発色となるリザーバーブルーの3色をラインナップします。

早速、新型カムリ”ナイトシェイド・スペシャルエディション”の内外装デザインをチェックしていきましょう。


見るからにかなり厳ついカムリに

こちらが今回公開された特別仕様車カムリ”ナイトシェイド・スペシャルエディション”。

何と新色のリザーバーブルーは、メタリック系でもパール系でもないマットブルー仕上げ。

トヨタといえば、新型GRスープラ(New GR Supra)のマットストームグレーメタリックや、2022年10月に日本抽選限定50台のみ販売されるマットホワイトエディション含め、マット系のカラーを次々ラインナップしています。

ブラックアクセントとの相性も良く、セダンとしての存在価値も高められている

真正面から見てみるとこんな感じ。

ブルー系といえば、これまではスポーティなダークブルーマイカメタリックのカムリが印象的でしたが、マットブルーのリザーバーブルーは初めてな上に全く印象が異なり、更にナイトシェイド特有のブラックパーツを採用することでダークなイメージを強調(洗車などの維持はかなり大変そう…)。

フロントエンドのエンブレムを見ていくと、背景がブルーであることからハイブリッドモデルであることがわかりますが、北米市場では排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデル(システム総出力203hp)と、同エンジンのみを搭載するガソリンモデル①、そして排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンモデル②(最高出力310hp)の3種類から選択可能となっています。

なおトランスミッションは、何れも8速ATのみを採用し、駆動方式はハイブリッドモデルとV6ガソリンモデルが前輪駆動(FF)のみ、直4ガソリンモデルが前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の2種類をラインナップします。

2ページ目:マット系はボディカラーだけでなくホイールも?