ガス欠寸前?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシー 3回目の給油!航続可能距離0kmでも「90km以上走行可能」で想像以上のポテンシャルの高さだ

2022-07-06

新型ヴォクシー・ハイブリッドは想像以上に走ってくれる

2022年3月に私に納車されて2か月以上が経過したトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z(2WD)ですが、早くも3回目の給油を迎えることとなりました。

前回の2回目給油が2022年4月中旬だったので、約1か月ぶりの給油となるわけですが、改めて思うのは「新型ヴォクシー・ハイブリッドの燃費は優れている」ということ。

高速道路だと17km/L~20km/Lと多少のバラつきはあるものの、下道だと21km/L~24km/Lとミドルサイズミニバンとは思えないほどの低燃費走行が可能で、走れば走るほど新型ヴォクシーのポテンシャルの高さを知ることに。

そして今回は、自分自身でも「かなり攻めたなぁ」と思うほどにガス欠寸前まで無給油で走らせてきましたので、新型ノア/ヴォクシーの納車待ちの方、これから購入を検討されている方、そして既に納車されている方のちょっとした参考程度になりましたら幸いです(危険ですので余裕をもって給油していただくことをおススメ致します)。


給油警告灯はどのタイミングで点灯する?

それでは早速、いつも通り給油前にチェックすべきポイントを色々と見ていきましょう。

まずは給油警告灯が点灯するタイミングですが、今回は航続可能距離が「43km」のときに点灯しています。

1回目~2回目給油前のときは、航続可能距離が45kmのときに点灯していたので、概ね誤差の範囲内だとは考えているものの、そのときの燃費性能によって若干の違いが生じる可能性も考えられそう。

燃料残量が約7.8L以下になると給油警告灯が点灯

ちなみに新型ノア/ヴォクシーの取扱説明書を見ていくと、ガソリンモデル/ハイブリッドモデルに関係なく、給油警告灯が点灯するタイミングは「燃料残量が約7.8L以下」のときなので、理論的には「18.5km/L × 7.8L = 144km」走行可能ということに。

もちろん、この144kmという数値は「18.5km/Lの実燃費を維持し続けた場合」を意味するため、この走行距離よりも少なくなる可能性が高いことを想定した方が良さそう(あくまでも目安です)。

ちなみにこの時点でのTrip Aメーター(毎回給油直前にリセット)は、無給油で758.8km走っているので、理論的には「758.8km + 144km = 902.8km」走れるということになりますが、果たして…

航続可能距離が0kmになるまで走らせよう

続いては、航続可能距離が0kmになるまで走らせて行きまます。

上の画像の通り、航続可能距離が0kmになると「給油してください」に切り替わりますが、理論的には残り100kmぐらい走れるということになるものの、給油後平均燃費が18.5km/L → 18.7km/Lまで向上しているため、直感的には「100km以上走行できる」可能性も。

ちなみにTrip Aメーターは、758.8km → 798.7kmと39.9km走らせたことになるため、航続可能距離との乖離はほんの少しあるものの、理論値に近い走りで新型ヴォクシー・ハイブリッドのポテンシャルは十分高いものと考えています。

航続可能距離0kmから、残りどれだけ走らせることができる?

そしてここからが一番注目したい所。

航続可能距離が0kmでも、実際どれだけ走らせることができるのか?ということですが、その結果が上の通り。

本当はもうちょっと攻めたかったのですが、私の根性が中途半端なチキンなので「航続可能距離0kmから、更に93.5km走れる」ことを確認。

「あと6.5kmぐらい何とか走らせろよ!」と思う方も多いとは思いますが、次の日に中距離移動を控えていたので、残念ながら今回はここで挑戦終了。

ガス欠せずに無給油892.2km走行

何とかガス欠せずに近くのガソリンスタンドにも到着したため、とりあえず無給油で892.2km走行でき、「給油警告灯が点灯しても133.4km走行可能」「航続可能距離が0kmでも93.5km走行可能」であることは確認できました。

もちろん、これらの記録はそのときの燃費性能によって大きく左右するので、燃費が悪化しやすいであろう高速道路や、ストップ&ゴーの多い市街地、そして冬場などは早めの給油をおススメ致します。

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