日本仕様のトヨタ新型GRカローラが遂に世界初公開!グレードは「RZ」と「モリゾウエディション」の2種類で、モリゾウエディションは2シーター&台数限定の抽選販売!

2022-07-06

トヨタは相変わらずぶっ飛んだモデルを発表してくるな…(もちろん褒め言葉)

さてさて、2022年4月1日にトヨタ新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)が世界初公開されましたが、同年6月1日に日本仕様も正式に発表されました。

しかも今回発表された日本仕様は、スタンダードなハイパフォーマンスグレードRZと、僅か2人乗り&スパルタンな内外装を持つモリゾウエディションの2種類がラインナップされることが明らかになっています(”モリゾウ”は、豊田章男CEOのレーシングドライバーネーム)。

トヨタ公式プレスリリースによれば、RZグレードは2022年秋頃に発売予定、そしてモリゾウエディションに関しては、2022年冬頃に台数限定での抽選販売(抽選申し込みは同年秋頃)を予定しているそうです。

一体どのような仕様に仕上がっているのか?早速チェックしていきましょう。


新型GRカローラのエクステリアをチェックしていこう

まずは新型GRカローラのベースともいえるRZグレードからチェックしていきましょう。

GRモデル特有の大口グリルはもちろんですが、ボディサイズは全長4,410mm×全幅1,850mm×全高1,480mm、そしてホイールベース2,640mmととにかくワイド&ロースタイル。

全幅1,850mmもあることに驚きで、1,855mmの新型ハリアー(New Harrier)と僅か5mmしか違わないんですね。

もちろん、これに合わせてトレッド幅も拡大され、フロント1,590mm/リヤ1,620mmとリヤフェンダーの張り出しが非常に強く、この辺りはGRヤリス(GR Yaris)の血統を受け継いだのではないかと思います。

RZよりも更にエクストリームな特別限定グレード”モリゾウエディション”

そしてこちらが、日本国内抽選限定販売となるモリゾウエディション。

先程のRZも十分アグレッシブでしたが、豊田章男 CEOは「お客様を魅了する野性味」を追求したグレードと自信を示していて、「よくこのご時世に、ここまでスパルタンで刺激的なモデルを発表してきたな…」と驚かされるばかり。

2022年は、日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)を対抗とする新型GRスープラ(6MT)を発表・発売しますが、更なるアグレッシブでエクストリームなスポーツモデルとして、新型GRカローラ”モリゾウエディション”も加わることを考えると、「やっぱりトヨタは強すぎる…」と思わせるほど。

ちなみにトヨタによると、この特別グレードは、「徹底した軽量化」、「エンジンのトルクアップ・トランスミッションのギア比最適化による動力性能向上」、「モノチューブアブソーバー・ハイパフォーマンスタイヤの採用によるコーナリング性能の向上」により、更なる走りの味を実現しているそうです。

ここからは、左側がRZ/右側がモリゾウエディションとなりますが、サイドビューで見た時のサイズ感は同じで、モリゾウエディションの方が5mm低い1,475mm。

足もとのタイヤホイールについてもグレードによって異なり、モリゾウエディションの方がタイヤ幅が太く、更にタイヤ銘柄も更に上をミシュラン製パイロットスポーツカップ2を装着します。

◇RZ:BBS製鍛造アルミホイール(センターオーナメント付)+235/40R18
YOKOHAMA ADVAN APEX V601

◇モリゾウエディション:BBS製鍛造アルミホイール(センターオーナメント付+TOYOTA GAZOO Racingロゴ入り)+245/40R18
Michelin PILOT SPORT CUP 2

そして車体重量については、RZの方が1,470kg/モリゾウエディションの方が1,440kgと30kgも軽いのですが、実はこれには理由があるんですね。

2ページ目:実はモリゾウエディションは、RZグレードと”アレ”が異なる!