フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの実車を担当スタッフさんが見てきた模様。やはり電動パーキングブレーキではなく足踏み式で、内外装共にかなりオシャレのようだ
先行予約開始前に、担当スタッフさんが新型シエンタの実車をチェックしてきたようだ
2022年7月中旬頃より先行予約がスタート予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ですが、その前にディーラースタッフさん向けに勉強会&実車内覧会が開催されたそうで、早速内外装デザインについて感想を聞かせていただくことに。
今回スタッフさんが拝見したモデルは、上位グレードZのスカーレットメタリック×ダークグレーとちょっと派手な色合いで、メーカーオプション系はほぼ装備されていたそうです。
新型シエンタは、2022年1月に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)の弟分になるエントリーコンパクトミニバンで、現行シエンタからの乗り換えを検討している方だけでなく、競合モデルとなるホンダ・フリード(Honda FREED)を所有しているユーザーからの乗り換え候補に挙げられる一台。
フリードも2023年にフルモデルチェンジとの噂もあるが?
一部カーメディアの報道によれば、競合モデルのフリードが2023年にフルモデルチェンジで一気に商品力を高めてくるとのことで、新型シエンタが一足先に市場を席巻する狙いなのかもしれません。
なおフリードに関しては、2022年6月24日に一部改良版&特別仕様車BLACK STYLEが発売される予定なので、2023年以降に新型シエンタを意識してフルモデルチェンジ版を発売してくる可能性は考えられるかもしれませんね。
新型シエンタのエクステリアはルノー・カングーと新型アクアのミックス版?
まず新型シエンタのエクステリアについてですが、担当スタッフさんの印象としては先代ルノー・カングー(Renault Kangoo)のような雰囲気で、現行シエンタとは異なりオシャレな外観とのこと。
担当スタッフさん曰く、エクステリアの雰囲気は国内自動車情報誌マガジンXさんのレンダリングが最も近く、サイドドアのアンダー部分にはシトロエンのようなエアバンプが設けられ、アクティブ志向のコンパクトミニバンをイメージさせる仕上がりとのことですが、一方でフロントマスクは新型アクア(New Aqua)の顔つきに似ているそうです。
現行シエンタとは異なる新たな顔つきで、新規ユーザーの獲得も期待できる?
なお今回担当スタッフさんが拝見したのは上位グレードZとのことで、ヘッドライト意匠はアクア同様にBi-Beam LEDヘッドライトを搭載し、フロントグリルの大口デザインもアクア風…
そういった意味で考えると、「アクアのコンパクトミニバン仕様?」というイメージを持っても不思議ではないそうで、現行シエンタの新興国向けっぽい独特の顔つきではなくなっているため、ファミリーユースはもちろんのこと、新規ユーザーを獲得できるような見た目に仕上がっているとのこと。
アルミホイールデザインはかなり個性的な「卍」形状
そして担当スタッフさんがちょっと驚いていたのでは、新型シエンタの中間グレードG/上位グレードZにメーカーオプション設定可能な15インチアルミホイールですが、ホイールスポークのデザインが「卍」形状に似ているとのことで、この辺りのデザイン性は中々にユニークで、周りのセールススタッフさんも注目していたそうです。
好みは大きく分かれるそうで、全グレード標準のスチールホイールが苦手な方は、敢えて「卍」形状のアルミホイールを選択する可能性もあるかもしれませんね。