(2023年)一部改良版・レクサス新型ESが欧州にてフライング公開!最小限の変更に抑えられるも、リモートタッチを廃止した内装は大きく賛否が分かれそうだ
何かと話題を集めた新型UXに比べると、まだ許容できる改良内容かもしれない
日本市場でも2022年夏頃に発表・発売予定となっている一部改良版・新型ESですが、欧州市場では一足早く同モデルの内外装デザインが公開されています。
今回の一部改良モデルでは、既に内外装デザインが公開され、内装を中心に大幅に変更された新型UX同様、レクサスのアイデンティティでもあったタッチパッド式のリモートコントロールシステムが廃止となり、新世代コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオに変更されました。
こうしたことで、高密度なセンターコンソールから一気に簡素化し(言い方を変えればチープ)、レクサスオーナーからはマイナス評価が非常に多く感じられ、新型ESでも同様の不安が寄せられているようです。
新型ESの内装は、一体どのように変化したのか早速チェックしていきましょう。
エクステリアデザインの変更は特に無しだが、細部のパーツ?変更は多め
こちらが今回公開された(2023年モデル)新型ESのエクステリアデザイン。
マイナーチェンジではなく、あくまでも操作性やマルチメディアシステムのアップデートを重要視した一部改良に留まっているため、フロントマスクやヘッドライト意匠、ホイールデザインなどの変更は無し。
但し、既に日本にて発表されている新型UXや、今後発表・発売される一部改良版・新型ISなどと共通で、以下の装備内容が変更される予定です。
◇”L”マークエンブレムの背景が全てブラックに統一(ハイブリッドモデルのブルー背景もブラックに変更)
◇サイドスカートの”HYBRID”のレタリングバッジも廃止
◇リヤテールゲートの左下にある”LEXUS”バッジ廃止
◇四輪駆動(AWD)モデルの場合は”AWD”バッジを貼付
◇リヤ”L”マークエンブレムは継続
新型ESの場合、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルのES300hのみのラインナップとなるため、ブルー背景のレクサスエンブレムがブラックに変更され、”HYBRID”のレタリングバッジが廃止となるなど、細部の変更は結構多いかもしれませんね。
ホイール締結は従来通りナットタイプ
チラッとサイドビューも公開されていますが、足もとのホイール締結は、これまで通りナットタイプ。
新型NX/ISに加え、一部改良版・新型RC/LSもハブボルト締結が採用される予定ですが、ESに関しては開発費用の絡みもあってなのか見送りになっているようです。
こちらはリヤビュー。
新型NX/LX600などのように、”L”マークエンブレムは引き続き継続され、”LEXUS”のレタリングバッジは貼付されていませんね。
おそらく将来的に販売されるであろうフルモデルチェンジ、もしくは後継モデルが登場したときに変更されるのではないかと予想されます。