一部改良版・ホンダ新型N-BOXが2022年上半期で1位を獲得できたワケとは?初代からの累計販売台数は200万台以上!実際に所有するオーナー目線で考えてみる

N-BOXの金額は強気にも見えるが、実際に所有してみると金額以上の満足度がある

2022年7月6日、一般社団法人全国軽自動車協会連合会が2022年6月度と2022年上半期(1月~6月)の軽自動車新車販売台数ランキングを公開し、何れにおいてもホンダ新型N-BOXがダントツ1位となりました。

今回の2022年上半期含め、N-BOXは2015年から約8年間に渡って軽自動車部門では常に1位を獲得していることになり、もはや敵なしといっても過言ではない程。

どうしてN-BOXはここまで売れているのか?他のモデルに比べてどこが優れているのか?実際に私も所有している「オーナー目線」で見ていきたいと思います。


N-BOXシリーズの年間販売台数推移

まずは、ホンダN-BOXが2011年に販売されてから現在に至るまでの年間販売台数推移をチェックしていきましょう。

【N-BOXシリーズ年間販売台数推移】

[①販売台数/②軽自動車順位/③四輪総合順位]

◇2011年:①2,860台/②45位/③165位

◇2012年:①211,155台/②2位/③4位

◇2013年:①234,994台/②1位/③3位

◇2014年:①179,930台/②2位/③5位

◇2015年:①184,920台/②1位/③2位

◇2016年:①186,367台/②1位/③2位

◇2017年:①218,478台/②1位/③1位

◇2018年:①241,870台/②1位/③1位

◇2019年:①253,500台/②1位/③1位

◇2020年:①195,984台/②1位/③1位

◇2021年:①188,940台/②1位/③2位

◇2022年(1月~6月):①103,948台/②1位/③1位

◇累計:①2,202,946台

上の一覧にもある通り、2012年からいきなり20万台を超えるほどの大ヒットを記録し、更に2019年には年間最多となる25万台超えで軽自動車・四輪総合でダントツ1位となりました。

2022年上半期の台数を見ていくと、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、一時期販売台数が大幅に下落するときもありましたが、同年6月からは通常稼働で持ち直し、結果的に唯一の10万台超えを記録しています。

そして2011年から販売されてきたN-BOXですが、累計220万台を突破し、日本人口(約1.26億人)に対し、「約57人に1人」がN-BOXに乗っていることになりますね。

なぜN-BOXはここまで売れたのか?

これだけN-BOXが売れ続けていて高く評価されている理由として、ホンダ公式プレスリリースでは以下の通りまとめています。

軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインに加え、全タイプに標準装備とした先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」や、優れた走行性能・燃費性能などが評価され、幅広い層のお客様にご愛用いただいています。

via:Honda

ちなみに、私も新型N-BOX Custom Lターボ・スタイル+ブラック(Honda New N-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACK)を所有していて、乗り出し価格としては約260万円と軽自動車にしては中々に高額。

毎日の街乗り・近場乗り用としてフル活用していますが、やはり軽自動車規格のコンパクトなボディでありながら、軽自動車とは思えないほどの室内の広さが大きく影響しているのだと考えられます。

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