【価格は400.3万円から】(2023年)一部改良版・レクサス新型UXが2022年7月7日に発売スタート!更にF SPORTとversion Cをベースにした2種類を特別仕様車も設定

なお発売日時点での納期は半年以上との情報も

2022年5月13日に内外装デザインが明確になったレクサスの一部改良版・新型UXですが、遂にこのモデルのグレード別価格帯が2022年7月7日に発表され、同日に発売もスタートとなりました。

2018年11月にレクサスのエントリークロスオーバーとして導入された新型UXですが、そろそろ大幅なマイナーチェンジを迎えてもおかしくないところではあるものの、今回は敢えての一部改良に留まっています。

おそらくは昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足が影響しているものと予想されますが、それでも今回の一部改良では内装をメインに大幅な見直しが見られています。

既に内外装の改良・変更に関する詳細は公開済みですが、今回はそのおさらいと特別仕様車2種類の詳細、そしてグレード別価格帯をチェックしていきたいと思います。


新型UXや他車種との共通変更は?

改めて一部改良版・新型UXの改良・変更内容をチェックしていきましょう。

本モデルでは、今後ラインナップ予定となっている新型IS/ES/RCなどと共通の変更ポイントがありますが、具体的な変更内容は以下の通り。

【(2023年)新型UX/IS/ES/RCの共通変更内容】

◇Lマークエンブレムの背景が全てブラックに統一(ハイブリッドモデルのブルー背景もブラックに変更)

◇サイドスカートの”HYBRID”のレタリングバッジも廃止

◇リヤテールゲートの左下にある”LEXUS”バッジ廃止

◇四輪駆動(AWD)モデルの場合は”AWD”バッジを貼付

◇リヤLマークエンブレムは継続

新型UXのエクステリアの変更・改良内容をチェック

そしてここからが新型UXの変更・改良内容となります。

基本的にエクステリアデザインの変更はなく、あくまでも剛性向上のためのプラットフォーム改良や、一部装備内容の見直しに留まっているようです。

◇サイドドアやバックドア周辺のボディ開口部のスポット溶接打点を計20点に追加

◇18インチランフラットタイヤを新規開発(トレッドパターンを工夫し、ロードノイズを低減し、静粛性を向上)

◇高応答リニアソレノイド式の「NAVI・AI-AVS」をF SPORTのみに標準装備(version Lはメーカーオプション含め廃止)

新型UXのインテリアの変更・改良をチェック

そしてここからが、新型UXのインテリアの変更・改良内容。

今回の一部改良により、リモートタッチパッドが廃止となり、10.3インチナビゲーションディスプレイから、新世代コネクティッドナビ対応の12.3インチディスプレイオーディオPLUSに変更されるため、基本的にディスプレイ操作はダイレクトタッチのみとなります。

アナログクロックの廃止は残念

12.3インチ

そしてディスプレイオーディオの隣には、エンジンスタータースイッチが搭載されますが、残念ながらアナログクロックは廃止となります。

センターコンソールはレクサスの特徴が無くなり、少しチープに

そしてこちらがセンターコンソール。

リモートタッチやオーディオがスイッチが廃止され、その代わりとしてプラスチックの物理スイッチが採用されたことで、一気に寂しく、そしてチープになってしまいましたね。

この辺りは、一部改良前のUXオーナーからの不満も多いと思われ、高級志向だったレクサスに大きな変化が見られたところでもあります。

2ページ目:新型UXの特別仕様車2車種と、グレード別価格帯