一体どこで眠ってたんだ…走行距離1,600km未満の日産スカイラインGT-R R33が競売へ!貴重なミッドナイトパープル&新車同様で予想落札価格は日本円で1,000万円超えか

2022-07-09

ここまで新品同様のスカイラインGT-R R33は極めて珍しいと思う

日本市場だけでなく北米市場でも高い人気を得ている日本製(JDM)スポーツカーの日産スカイラインGT-R(Nissan SKYLINE GT-R)。

そのなかでも、映画「ワイルド・スピード」にてブラインアン・オコナー役が乗っていたBNR34型の人気が非常に高く、アメリカ独自の輸入規制でお馴染み「25年ルール」が解禁となったタイミングで、おそらくとんでもない金額にて取引されると予想されます。

そして今回、その1世代前となるBCNR33型が競売に出品されることが明らかとなりました。

一体どのような仕様なのか、早速チェックしていきましょう。


キズ一つないミッドナイトパープルのスカイラインGT-R R33

こちらが2022年8月18日~20日にRM Sotheby’sオークションにて出品される1995年式の日産スカイラインGT-R R33。

既に25年ルールをクリアした車両ということもあり、アメリカでは高額値で取引されているようです。

今回出品されるモデルは、BCNR33型の中でもトップクラスの美しさを持つ一台と思われますが、何と走行距離は僅か1,590km(988マイル)未満とほとんど走られておらず、更にボディカラーは貴重なミッドナイトパープル(もちろん純正カラー)。

T-Specなどにて採用されているミッドナイトパープルとは若干異なるようだ

ただ、日本限定100台のみ販売された特別仕様車GT-R R35 T-Specや、新世代ピュアEVクロスオーバーの新型アリア(New Ariya)、そして2022年夏頃にデビュー予定の一部改良版・新型ノートオーラに設定されるミッドナイトパープルとは異なり、かなりパープルの色味が強い印象を受けますね(T-Specなどに採用されるミッドナイトパープルはグリーンにも見えるマジョーラカラー)。

保管状態も非常にすばらしく、ボディにはキズ一つ付いていない極上品とのことですが、「一体どこで眠ってたんだろうか…」と不思議に思うほどの美しさ。

エンジンはフルノーマルのRB26DETT

ちなみにパワートレインは、排気量2.6L RB26DETT型直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は当時の自主規制いっぱいとなる280psと言われていますが、実際のところダイナモメーターにて測定したところ300ps以上のパワーを持っているとの噂もあるようです。

トランスミッションは5速MTを搭載し、駆動方式については、前後輪に駆動力を配分する機械式センターデフに並列配置/並列駆動のビスカスカップリングを組合たフルタイム四輪駆動(ATTESA/アテーサ)システムを採用しています。

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