ランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4(クンタッチ)が日本人オーナーに最速納車!日本には13台割り当てられ、そのうち福岡県に計5台が納車されるようだ

まさか日本の公道でこんなにも早く新型カウンタックが走る姿を見られるとは…

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売した新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach、クンタッチ)。

前回のブログでは、日本最速第一号となるブルーウラヌス(Blu Uranus)の新型カウンタックがランボルギーニ福岡に到着し、納車に向けて着々と準備が進められていることをお伝えしましたが、遂にこの個体が日本人オーナーのもとに納車されたとのこと。

世界限定112台と聞くと、日本に振り分けられる台数は僅かに1台~2台?と思われる方も多いと思いますが、実は日本市場はランボルギーニにとって北米市場に続く巨大マーケット。

そのため日本には112台中13台、そのうち福岡県には計5台の新型カウンタックが納車されると言われています。


記念すべき日本一号車の新型カウンタックを見ていこう

こちらが日本最速第一号の新型カウンタックLPI 800-4。
※Instagram ID:malilineee様より引用

ボディカラーは上述にも有る通り、とても珍しいブラーウラヌスで、ランボルギーニが世界限定19台のみ販売した新型シアンロードスター(New Sian Roadster)第一号と同じカラー。

日本にもアヴェンタドールSVJロードスター(Aventador SVJ Roadster)にペイントされた個体があるものと記憶していますが、改めてこうして新型カウンタックにペイントされた姿を見ると美しく、未だに日本に納車されたことが信じられないぐらい。

ところどころに旧カウンタックの要素が盛り込まれている

足もとには、旧カウンタックからインスピレーションを受けたというゴールドにペイントされたリボルバータイプの鍛造アルミホイールを装着し、ブレーキキャリパーはレッドに塗装。

そしてヘッドライト意匠は、どこかディアブロ(Diablo)後期を思い出させるような懐かしさもありますが、フロントウィンカー(ハザード)は水平基調のLEDデイタイムランニングライトが反転するタイプ。

サイドビューはこんな感じ。

一つ一つの造形が美しく、ヘキサゴン形状をイメージするリヤフェンダーが後方に向けて上に上がっていくラインは、カウンタックやミウラ(Miura)のデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニ氏のデザインアイデンティティを受け継いでいて、サイドドアのインテーク形状や、サイドウィンドウ後方のルーバーもカウンタックの伝統を受け継いでいます。

新型シアンを彷彿とさせる前衛的でスタイリッシュな後ろ姿

そしてこちらがリヤビュー。

まさに宇宙船のようなエクストリームな後ろ姿。

リヤテールランプのヘキサゴン形状は、世界限定63台のみ販売されたシアンFKP37(New Sian)と同じテール意匠を採用し、そして格納式のリヤスポイラーが稼働。

リヤエンジンフードには、アヴェンタドールより受け継がれているガラスがルーバーの様に設けられ、さらにトップルーフにはガラスルーフ採用で開放感を演出しています。

マフラーはセンター寄りの両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプをインストールし、こちらも旧カウンタックを彷彿とさせるレトロルックな仕上がりに。

新型カウンタックには、アヴェンタドールベースのシザードアを採用

そしてドア開閉は、アヴェンタドールより受け継がれる”少し斜め上”にオープンするシザードアを採用。

サイドシル部分には”Countach(クンタッチ)”のロゴ付きスカッフプレートを装備。

そして内装は、上品なオールホワイト(ビアンコ系)のレザーを採用しつつ、フロアカーペットやシートベルトはレッドに仕上げることで、日の丸の国旗をイメージさせるような仕上がりに。

2ページ目:新型カウンタックの内装はとにかく上品!そして世界初の給油シーンも?