フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタのテストカーをスパイショット!なお先行予約は2022年7月下旬を予定するも、新型クラウンの発売延期で不穏な空気も…?

2022-07-23

ようやく新型シエンタの開発車両が登場!

2022年8月23日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。

価格配信並びに見積もり作成時期としては、2022年7月下旬頃を予定しており、先行受注受付けは2022年8月2日を予定していますが、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足の影響を受け、発売時期が延期するだけでなく、様々なモデルの納期遅れが生じています。

そのため、2022年8月23日に発表・発売を予定している新型シエンタも、このままの計画の通り発売されるかは微妙なところとなっていますが、今回ようやく同車の開発車両がスパイショットされ大きな話題となっています。


新型シエンタと思われる開発車両をチェックしていこう

via:Twitter

こちらが今回、愛知県の中央自動車道・内津峠PA(下り線)にてスパイショットされたという新型シエンタの開発車両。
※Twitter ID:@maeken_MUGEN_Si様より引用

撮影者曰く、パーキングエリアには新型シエンタと思われる開発車両以外にも、現行シエンタや競合モデルのホンダ・フリード(Honda FREED)も駐車されていたとのことで、3車の比較に加え、高速道路でのクルーズコントロールなどの予防安全装備Toyota Safety Senseに関する評価を実施していたのかもしれませんね。

またボディカラーについても、上の画像の通りマットブラックのようなボディカラーだったことから、おそらく開発車両用に偽装されたカモフラージュラッピングだと思われれるものの、ここ最近のトヨタの開発車両(新型ノア/ヴォクシー/クラウン)はダズル迷彩ではなくマットブラックが多い印象。

キープコンセプトながらもボディスタイルは非常に丸っこい?

そしてここから開発車両のエクステリアをチェックしていきたいところですが、ボディスタイルとしては現行シエンタからのキープコンセプトで、伸びやかなフロントノーズからAピラーにかけてシームレスなラインが印象的で、この点は以前より噂されていたルノー・カングー(Renault Kangoo)のような商用バンという感じではなさそう。

フロントマスクまでは確認できないものの、リヤテールランプは水平基調ではなく縦型基調のレンズが設けられていますね。

新型シエンタのエクステリアは国内情報誌が既にリーク済み?

via:Cartop

なお新型シエンタに関するエクステリアは、既に国内自動車情報誌カートップさんの表紙にも飾られていて、概ねデザイン言語としてはトヨタディーラーに配信されているデザインと同じ。

ドアサイドパネルには、シトロエンなどに採用されているエアバンプが設けられていますが、このパーツはフルモデルチェンジ版・新型クラウン(New Crown, 235系)にも装備されるため、トヨタのデザインアイコンの一つになるかもしれませんね。

ヘッドライト意匠としては、どこか日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)のような”こ”の字型LEDデイライトが設けられ、フロントの大口グリルは新型アクア(New Aqua)風でエネルギッシュな仕上がりです。

2ページ目:新型シエンタはオプション内容によって納期が大きく異なる?新型クラウンもグレードによって生産開始時期が全く異なる模様