フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードは2023年夏頃に発売の可能性？ライバルのトヨタ新型シエンタとの差別化のためにやっぱりアレは必須？
2022年8月末にシエンタがフルモデルチェンジのため、後発のフリードは更に商品力を高める必要がある
2022年8月23日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。
このモデルのグレード別価格帯や見積もり、スパイショット画像などもまとめて公開済みですが、新型シエンタ唯一の競合モデルとなるのが、ホンダ・フリード(Honda FREED)になります。
https://creative311.com/?p=144505ちなみに2022年モデルのフリードは、フルモデルチェンジではなく一部改良に留まり、併せて特別仕様車BLACK STYLEを発表・発売済ですが、昨今の世界情勢の影響により、材料費の高騰もあって一部装備内容を簡素化しているところも。
https://creative311.com/?p=140559価格上昇を抑える意味でも、こういった調整は致し方ないところですが、以前より度々噂されている2023年夏頃に発売と噂の次期フリードはどのように進化するのか？新型シエンタとどのように差別化していくのか？予想していきたいと思います。
デザインは昨今のホンダの流れからマイルド顔になる？
まずは次期シエンタのエクステリアから予想していきましょう。
上の画像は、国内カーメディアSpyder7さんによって作成された完成イメージレンダリングですが、おそらくデザインテイストとしては、昨今のホンダの方向性を鑑みると馴染みやすさを持ったマイルド顔になると予想されます。
特に新型ステップワゴン(New SETPWGN)では、初代を彷彿とさせるような懐かしいデザインに仕上げられていますし、フリードもまだ現行で2代目ではあるものの、レトロルックで懐かしさを感じさせるようなエクステリアになることが予想されます。
新型シエンタもファンカーゴを彷彿とさせるレトロスタイル
ちなみに次期シエンタのエクステリアを見ていくと、どこかルノー・カングー(Renault Kangoo)のような欧州チックなデザインにも見え(フロントグリルはアクア風)、リヤクォータービューからのデザインはファンカーゴのようにも見えることから、こちらも原点回帰をイメージしたデザインなのかもしれません。
プラットフォームやパワートレインは現行(2代目)がベースになる？
続いて次期フリードのプラットフォームやパワートレインを予想していきましょう。
これまでのホンダの新型車を見ていくと、新型シビック(New Civic)を除いて先代のプラットフォームやパワートレインをベースに改良したものを取り入れる印象を受けますが(開発コストを抑えたり、開発期間を短縮することが狙い？)、おそらく次期フリードもその流れになると予想。
そう考えると、エンジンは排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンをベースにしたガソリンとハイブリッドの2種類になると予想されますが、ハイブリッドに関してはシングルモーターからデュアルモーターへとアップデートしたe：HEVになることが期待できそう。
おそらくはフィット4の流れを踏襲するかもしれないですし、そうなるとシステム総出力アップや、燃費性能の向上などが期待できる一方で、ハイブリッドモデルの車両本体価格は10万～20万円ほどアップする可能性は高いかもしれませんね。