フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの見積もりを入手!購入前の注意すべきポイント多数。更に実車もスパイショットされ、ようやくデザインが明確になったぞ
新型シエンタの見積もりを取得するだけでなく、遂にエクステリアも明確になったぞ!
2022年7月22日より、ようやく見積もり作成が解禁となり、同年8月23日より発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。
前回のブログでは、どこよりも早くグレード別価格帯に関する情報をお伝えし、更にベージュカラーのユニークな新型シエンタのスパイショット画像をご紹介しましたが、今回は推奨仕様の見積もり2種類を入手しましたので、早速その中身と”購入・契約する上での注意点”を紹介していきたいと思います。
なお見積もりの詳細については、前回の記事でもお伝えした通り、訴求グレードとなる「Gのオプション付き」だと、2023年4月以降に生産・出荷が後回しになるため、今回は2022年8月より生産スタートとなる推奨グレード「ガソリンZ(3列7人乗り)」と「ハイブリッド(2列5人乗り)」の2種類をメインに公開していきたいと思います。
そして今回も、新たなボディカラーの新型シエンタがスパイショットされているので、こちらのインプレッションも併せてチェックしていきたいと思います。
遂にスパイショット!新型シエンタのフロントマスクはコレだ

新型シエンタの見積もり内容をチェックする前に、仙台港にてスパイショットされた新型シエンタを見ていきましょう。
Twitter ID:@karimasu_momo様より引用
ボディカラーはスカーレットメタリック×ダークグレーの2トーンカラーで、ヘッドライト意匠が新型フェアレディZのような”こ”の字型LEDデイライト+Bi-Beam LEDヘッドライトを装備していることから、上位グレードZだと思われますが、現行シエンタのデザインを踏襲しながらも、U字型の大口グリルは新型アクア(New Aqua)風
ちなみに前回のブログでもお伝えの通り、新型シエンタでは2トーンカラーがラインナップされますが、この2トーンカラーを選択すると2023年4月以降に生産・出荷が後回しになるため、この点は注意してほしいところです。

こちらはホワイトパールクリスタルシャインの新型シエンタ。
足もとにはメーカーオプション扱いとなる15インチアルミホイールが装着されています。
こうして遠くから見ると、現行シエンタよりも立体的な表情が得られ、どこか欧州チックな雰囲気もあってグッド。
新型シエンタ・ガソリンZ[3列7人乗り]の見積もりをチェックしていこう

ここからは、新型シエンタ・ガソリンZ[3列7人乗り]の見積もり内容をチェックしていきましょう。
【(2023年)新型シエンタ・ガソリンZ[3列7人乗り]の見積もり(10%税込み)】
①車両本体価格:2,560,000円
◇グレード:ガソリンZ・3列7人乗り仕様[2WD]
◇ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
◇内装カラー:ブラック(ファブリック)
◇タイヤホイールサイズ:185/65R15インチタイヤ&15×5.5Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付)
②メーカーオプション:367,400円
◇ホワイトパールクリスタルシャイン:33,000円
◇185/65R15インチタイヤ&15×5.5Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付):55,000円
◇天井サーキュレーター+ナノイーX:27,500円
◇ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前後方):31,900円
◇パノラミックビューモニター[PVM]:27,500円
◇10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PLUS+TV(フルセグ):89,100円
◇寒冷地仕様:24,200円
◇コンフォートパッケージ:79,200円
・360度UVカットIRカット遮音ガラス
・シートヒーター
・ステアリングヒーター
③ディーラーオプション:57,750円
◇フロアマット(ベーシックタイプ):24,750円
◇サイドバイザー(ベーシックタイプ):28,600円
◇ナンバーフレーム枠(フロント・リヤ):4,400円
④諸費用:275,800円
総支払額(①+②+③+④):3,230,950円
支払総額としては約323万円となりました。
1.5リッター直3ダイナミックフォースエンジンのみのガソリンモデル&上位グレードZとはいえ、結構な金額となりましたね。
ちなみにガソリンモデルですが、アクセサリーコンセント100V/1,500Wの設定は不可能ですが、「ガソリンモデルでアクセサリーコンセントが設定できない」からといって、2023年4月以降の生産対象にはならないのでご安心ください(あくまでもアクセサリーコンセントの有無はハイブリッドモデル限定)。
天井サーキュレーションと12.1インチ後席モニターとの同時装着は不可
そしてメーカーオプションとなっている天井サーキュレーションですが、これを装備するとディーラーオプションの12.1インチ後席リヤモニターとの同時装着が不可能になるのでご注意ください。
※後席モニターは12.1インチのみで、新型ノア/ヴォクシーの14インチ有機ELディスプレイの装着は不可能
内装色は3種類あるが、カーキを選択するとファンツールパッケージなるものが装備可能に

ちなみに新型シエンタの上位グレードZになると、ブラックの内装だけでなく、ベージュ系をイメージしたフロマージュと、新色のカーキ内装の3種類がラインナップされますが、カーキを選択するとファンツールパッケージなるものが同時装着可能(無償)で、Bピラー部分がブラックではなくボディカラー同色に変更されるのも注目ポイントです(ブラックやフロマージュでは設定不可能)。
そして3色の内装カラーすべてに対し、コンフォートパッケージの設定が可能なので、この辺りのオプションのフレキシブル性はグッドだと思いますが、想像以上にメーカーオプションの数が多いですし、リセール面などを考慮する場合は、付けれるものを付けた方が良さそうです。
10.5インチディスプレイオーディオPLUSとCD/DVDデッキの同時装着は不可

この他にも、新型シエンタでは全グレードにおいて15インチスチールホイールが標準装備になるため、アルミホイール必須という方は「卍」形状の15インチアルミホイールがメーカーオプション扱いとなりますし、10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)PLUS+TV(フルセグ)を設定すると、約4万円のCD/DVDデッキとの同時装着が不可能になるので注意してください。