【価格は602万円から】(2023年)一部改良版・レクサス新型ES300hが2022年7月28日に発売スタート!リモートタッチ廃止でシンプルに…更に特別仕様車Graceful Escortも追加

既に欧州ではフライング発表済だが、ようやく日本仕様も発表・発売へ

2022年7月28日、レクサスのミドルサイズセダンでお馴染みとなるES300hが一部改良版として新しく発表・発売されました。

今回の一部改良では、レクサスのこれまでの特徴であり、アイコンでもあったリモートタッチシステムを完全廃止し、更にセンターナビゲーションディスプレイをトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/新型NX/LX600と同じ最新のマルチメディアシステムへと変更しています。

また今回の一部改良では、より上質で洗練されたスタイルを持ち、version Lをベースにした特別仕様車Graceful Escort(グレイスフル・エスコート)を同時に発表・発売しています。

具体的にどういった特別装備が採用されているのかもチェックしていきましょう。


新型ES300hのエクステリアは大きく変化することなく、レクサス独自の上質な走りを追求

こちらが今回、レクサス公式より発表・発売された新型ES300hのエクステリア。

基本的にエクステリアデザインの変更はないものの、ハイブリッドモデルであってもフロント”L”マークエンブレムの背景はブルーではなく、全てブラックに統一。

ヘッドライト意匠も精悍な三眼LEDヘッドライトにL字型LEDデイタイムランニングライトを採用し、フロントグリルもレクサスの象徴ともいえるスピンドルを採用しています。

なおレクサスの公式プレスリリースによると、ESシリーズは、これまでに80以上の国や地域において累計約293万台を販売してきた基幹モデルとのことで、2021年8月に発表したESでは、静粛性や乗り心地に加え、レクサスならではの走りの味を磨き上げてきたとのこと。

今回の改良では、エクステリアの大きな変化は無くとも、更なる上質な走りの追求により、他のラインナップモデルに負けない洗練されたものに仕上げられているそうです。

F SPORTもこれまで通りラインナップされ、パワートレインも2.5リッターハイブリッドの一択

ちなみにこちらがF SPORT×ヒートブルーコントラストレイヤリング。

非F SPORTグレードに比べて、スピンドルグリルはメッシュパターンに変更され、フロントエアインテークも大口のメッシュにすることでスポーティさを加味。

そしてパワートレインについても、これまで通り排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの一択のみで、駆動方式も前輪駆動(FF)のみの設定となり、四輪駆動(E-Four)の設定は無し。

内装はセンターインパネやナビゲーションディスプレイを中心に変更

そしてこちらが、新型ES300hのインテリア。

インストルメントパネルやコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、カップホルダーやおくだけ充電の使い勝手など、利便性を向上させているとのことですが、個人的にはレクサスのアイコンでもあるリモートタッチ機能が廃止となったのは非常に残念。

現時点でリモートタッチ機能が継続されるのは、新型IS/LCの2車種で、RC/RC F/LSは将来的にリモートタッチを廃止にしてタッチディスプレイに統一するとの情報もあるため、そう考えるとレクサスのアイデンティティが淘汰されてしまうのはちょっと寂しい所です。

なお新世代ディスプレイオーディオの使い勝手については、基本的に新型NX/LX600と同じになると考えられますが、これまで新型NXにて不満に感じていた不具合などが解消されていることを願うばかりです。

2ページ目:新型ES300hの特別仕様車Gracrful Escortの装備内容や、グレード別価格帯は?