【価格は310.6万円から】本当にトヨタ新型ノアベースのOEMだった!フルモデルチェンジ版・スズキ新型ランディが2022年8月8日に発売予定。ちょっと注意すべきポイントも?

何かと注目されていた新型ランディが突如として発表!

さてさて、以前より度々話題となっていたスズキのフルモデルチェンジ版・新型ランディ(Suzuki New Landy)が、2022年7月28日に発表され、同年8月8日に発売されることが明らかとなりました。

スズキ公式プレスリリースより明らかになった新型ランディですが、過去に積車にて輸送中のところをスパイショットされていた通り、日産セレナ(Nissan Serena, C27)のOEMモデルから、資本提携を結ぶトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)のノーマルボディをベースにしたOEMモデルとして提供されます。

今回ラインナップされる新型ランディの内外装デザインやグレード構成、予防安全装備、そしてグレード別価格帯などをチェックしていきたいと思います。


新型ノアと同じように見えて地味に異なる新型ランディ

早速新型ランディのエクステリアからチェックしていきましょう。

ベースとなるモデルは新型ノア・ノーマルボディになるため、内外装デザインは概ね同じになるものの、フロントアッパーグリルが若干異なるようですね。

新型ランディの場合だと、”Suzuki”のフロントエンブレム周りがボディ同色のグリルレスバンパーが装備されていますが…

新型ノア・ノーマルボディだと、アッパーグリル部分がグロスブラックアクセントに変更され、メリハリのある顔つきに。

ヘッドライト意匠は基本的に同じだと思われ、リフレクター式の三眼LEDヘッドライト、そして内側には豆球式の非LEDウィンカーが搭載されています。

パワートレインも2.0リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドの2種類

改めて新型ランディを見ていきましょう。

ボディサイズとしては、こちらも新型ノアと同じ全長4,695mm×全幅1,730mmと全グレード3ナンバーに統一されています。

パワートレインに関しても、新型ノアと同じで排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するガソリンモデルと、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドシステムの2種類がラインナップされ、それぞれのエンジンのWLTCモード平均燃費は以下の通り。

[ガソリンモデル]

◇WLTCモード平均燃費:[2WD]15.1km/L / [4WD]14.3km/L

◇WLTC市街地モード平均燃費:[2WD]11.5km/L / [4WD]11.1km/L

◇WLTC郊外モード平均燃費:[2WD]15.5km/L / [4WD]14.6km/L

◇WLTC高速道路モード平均燃費:[2WD]17.1km/L / [4WD]16.1km/L


[ハイブリッドモデル]

◇WLTCモード平均燃費:[2WD]23.2km/L / [E-Four]22.2km/L

◇WLTC市街地モード平均燃費:[2WD]22.5km/L / [E-Four]22.0km/L

◇WLTC郊外モード平均燃費:[2WD]25.2km/L / [E-Four]23.9km/L

◇WLTC高速道路モード平均燃費:[2WD]22.3km/L / [E-Four]20.9km/L

内装も新型ノアの中間グレードがベース

続いて新型ランディの内装を見ていきましょう。

こちらも基本的には新型ノアと同じになりますが、ディスプレイオーディオは8インチ以下?になっていると予想(ディースプレイベゼルのスペースが気になる…)。

メーターも両サイドにアナログリングが設けられ、中央には4.2インチのTFTカラーディスプレイを搭載。

センターシフトもストレート式になっていますが、ガソリンモデル/ハイブリッドモデルに関係なく共通のセンターシフトになるようです(おそらくパノラミックビューモニター[PVM]が設定されないためと推測)。

そして後席はこんな感じ(おそらく3列7人乗りのハイブリッドG)。

新型ランディでは、(電子カタログを拝見する限りだと)メーカーオプションなるものが設定されていない可能性があり、そうなると快適利便パッケージなどの設定も無いのかもしれません。

2ページ目:新型ランディの予防安全装備やボディカラー、グレード別価格帯は?