何かと話題のトヨタ新型GR86。今度は期間限定販売の特別仕様車10周年記念モデルが「当初よりも1か月早く」受注終了へ…更に専用カラーのブライトブルーも販売終了予定

色々云われている新型GR86だが、やはり日本国内での注目度は非常に高かった

トヨタとスバルが共同開発した2ドアスポーツクーペの86/BRZの生誕10周年を記念し、2022年7月24日に発表された新型GR86/BRZの特別仕様車10th Anniversary Limited。

既に国内限定200台のみとなるスバル新型BRZ S 10th Anniversary Limitedは、発表初日で即完売した幻のモデルとなりましたが、一方で期間限定販売を謳っていたGR86 RZ 10th Anniversary Limitedは、当初の販売期間から1か月以上早く受注停止することが明らかとなりました。

トヨタ公式ホームページにも掲載されている通り、本モデルの販売期間は2022年7月24日~9月30日を予定していましたが、どうやら予定よりも1か月早い8月21日で受注を完全に終了するとのことです。


トヨタ公式ホームページにも”さりげなく”受注受付け終了のアナウンスも

こちらが、トヨタ公式ホームページに掲載されている新型GR86 RZ 10th Anniversary Limitedのトップ画像。

赤四角のところにもあるように、確かに2022年8月21日をもって受注受付けを終了することがアナウンスされていますね。

生産能力を大幅に上回る受注が入った

それでは、なぜこんなにも早く受注終了することになるのか?というと、理由は以下の通り。

<受注受付終了のお知らせ>

生産能力を大幅に上回るご注文をいただいているため、8月21日(日)で受注受付けを終了させていただきます。

ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。

記載の通り、やはり想定をはるかに上回る受注があったことが主な要因だと考えられますが、具体的にどれだけの受注があったのかは不明(もしかしたらBRZ同様に200台だったのかも?)。

そして、納期にしてどれぐらいの期間を要するのかも明らかになっていないため、今回の特別仕様車は謎が多い一方で相当なプレミアがつくことになりそうです。

世界に話題を広めた”アノ件”含め、新型GR86の注目度は更にアップ

先日アメリカのGR86オーナーが、走行会イベントでスポーツ走行(ドリフト)を行ったところ、エンジンブロートラブル → トヨタディーラーに修理依頼 → ディーラー側は”補償対象外”として保証修理を拒否 → SNSにて投稿されメーカー/ディーラー側が大炎上 → そもそも新型GR86で大々的にドリフトをPRする動画を公開するってどうなの?というところまで話題が大きくなりましたが、この話題も手伝ってなのか、更にGR86の知名度がアップしたことも事実。

特にオレンジカラーの10周年特別仕様車ともなると、投機目的にて予約しているユーザーも少なくないと考えられますし、もう二度と手に入らないモデルでもありますからね…

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