これ本当?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーの「とあるメーカーオプション」が原因で納期遅延との噂。実際にトヨタディーラーにも確認してみた

新型クラウン/シエンタの推奨仕様があるように、新型ノア/ヴォクシーも推奨仕様が付け足される可能性も?

さてさて、2022年1月に発表・発売されて7か月以上が経過しているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)。

前回のブログでもお伝えしましたが、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が公表している内容にもある通り、2022年2月~7月までの新車登録販売台数は既に5万台を突破していて、事前情報にあったバックオーダー約8万台に対して、60%以上が登録並びに納車完了していることになりますが、実際のところはまだまだ納車が完了していないのも実情で、なかには「先行予約初日(2021年12月上旬)に注文したにも関わらず、未だ納期回答すらない」という方も少なくはありません。

こうした中、新型ノア/ヴォクシーの「とあるオプション」を装備すると、更に長納期化するとの噂が浮上しています。

実際にそのような情報が展開されているのか、いつもお世話になっている複数件のトヨタディーラーにも確認・取材させていただきましたので、早速紹介していきたいと思います。


納期遅延(生産後回し?)の影響を受けているメーカーオプションは10.5インチディスプレイオーディオとの噂?

今回SNSにて噂されている新型ノア/ヴォクシーの納期遅延の原因となっているメーカーオプションですが、どうやら10.5インチのディスプレイオーディオとのこと。

これは新型ノア・ノーマルボディX以外でメーカーオプションとしてラインナップされている新世代ディスプレイオーディオになるわけですが、どうやらこのオプションに使用されるパーツや半導体が不足しているとのこと。

具体的に何が不足しているのか?遅延期間などは?

具体的にディスプレイオーディオのどのような部品が不足しているのかは明らかになっておらず、具体的にどれぐらいの納期遅延が生じるかは記載されていませんが、一部SNSでの情報によると2023年春頃以降にずれ込むといった情報もあるようです。

プロジェクター式三眼LEDや37Jコードオプションが納期遅延の原因ともいわれていた?

以前は上位グレードにてメーカーオプション扱いだったプロジェクター式三眼LEDヘッドライトが納期遅延の要因となっていましたが、実はこのオプションに関しても、未だ解消されたとの情報は無いため、仮に10.5インチディスプレイオーディオの納期遅延と重なってしまった場合、更に遅れる要因となってしまうのか気になるところ。

そして2022年2月頃より話題に挙がっていた予防安全装備関連のメーカーオプション「37Jコード」問題ですが、こちらも未だ納期遅延解消の情報はないとのこと。

ちなみに37Jコードのオプション内容としては、以下の通り上位グレードにて設定可能なオプション内容となっています。

◇トヨタチームメイト・アドバンストドライブ

◇ブラインドスポットモニター(BSM)

◇フロントクロストラフィックアラート(FCTA)

◇レーンチェンジアシスト(LCA)

◇安心降車アシスト(SEA)

◇パーキングサポートブレーキ(PKSB)

2ページ目:10.5インチディスプレイオーディオが納期遅延の原因になっているのは本当?