フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)のボディサイズは現行とほぼ同じ?新型クラウン/レクサス新型RXと同じ2.4リッターターボHEVの設定はどうなる?

予定では2023年5月に現行30系から次期40系に切り替える流れではあるが…

2022年5月13日に発売された”最後の一部改良モデル”ともいわれている30系アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)。

メーカーから全国のトヨタディーラーに対し、2023年5月には現行30系から40系に切り替えるといった正式アナウンスも入り、その影響もあって30系の売れ行きが非常に良く、加えて部品供給不足や半導体の供給不足も重なって、僅か1か月ほどで受注停止となりました。

こうしたなか、先述の通りフルモデルチェンジ版・新型アルファード(40系)が2023年5月に発表・発売される?という噂が浮上していますが、現行30系の生産・出荷も当初のスケジュールより遅れているとの情報もあるため(ディーラー談より)、そもそも2023年5月までにバックオーダー分を捌き切れるのか?という心配もあるようです。


既に次期40系アルファードの開発車両をスパイショットしているカーメディアも

via:Spyder7

とはいえ、新型アルファードの開発が一時的にストップしているというわけではなく、既に自動車情報誌マガジンXさんも開発車両をスパイショット済み(上の画像はSpyder7さんの完成イメージレンダリング)。

マガジンXさんの報道によれば、既に新型アルファードの市販ボディは完成しているとのことで、これまでの開発車両とは異なり、ボディ全体に重装備ともいえるカモフラージュ用の偽装が施されているとのこと。

外観のシルエットも、現行30系アルファードに近いデザインでありながらも、(フロントマスクはガッツリと隠されていますが…)おそらく現行同様のメッキ加飾をふんだんに使用したオラオラ顔になることが予想されます。

なお開発車両では、フロントドアの開口部が見直されることで乗り降りが改善されるそうで、更にフロントサイドの三角窓部分が拡大され、これによって視認性を大幅に向上させるとのことですが、運転席から見た時のダッシュボードが水平基調になり、見晴らしを良くしてくれているのかは不明。

パワートレインは新型クラウンクロスオーバーやレクサス新型RXがベースに?

続いて気になるパワートレインですが、こちらもマガジンXさんの報道によると、概ね新型クラウンクロスオーバー(New Crown CROSSOVER)やレクサス次期RXの流れが受け継がれる可能性があるとのことで、売れ線グレードとして排気量2.5L A25A型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデルが展開される予定とのこと。

そしてもう一つが、現行の排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する上位グレードの置換え版(ダウンサイジングターボ)として、排気量2.4L T24A型直列4気筒ターボエンジンを搭載したモデルがラインナップ予定とのことですが、同エンジン+ハイブリッドを採用したグレードが展開されるかはまだわからないとのこと。

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