これがホンダNシリーズ第5の最新モデルとなる新型N-CROSS?ダイハツ新型タントファンクロス/スズキ・スペーシアギアを対抗か。更にホンダの2022年9月上旬の工場生産稼働率が遂に6割まで低下

ホンダからオフロード志向の「第5のNシリーズ」が登場したら更に軽自動車市場も盛り上がりそうだ

2022年8月22日に内外装デザインが先行にて公開されたマイナーチェンジ版・ダイハツ新型タント(Daihatsu New Tanto)/タントカスタム(Tanto Custom)/タントファンクロス(Tanto FUNCROSS)。

新グレードとしてアクティブ&オフロード志向のファンクロスが発売される予定で、スズキ・スペーシアギア(Suzuki Spacia Gear)や三菱eK Xスペース等と対抗とする一台ですが、更にこれらのモデルを対抗としたオフロード志向の軽自動車が、ホンダからも新たに発売されるとの噂が浮上しています。

国内カーメディアSpyder7さんの報道によると、ホンダNシリーズとしてラインナップされてきたN-BOX/N-WGN/N-ONE/N-VANに続き、今回は「第5のNシリーズ」が早くて2023年後半頃、遅くとも2024年初め頃にデビュー予定と報じています。

既に国内自動車情報誌マガジンXさんも、第5のNシリーズとしてN-SUVがデビュー予定と報じていましたが、恐らく同じモデルを意味しているのではないかと予想されます。


新型N-CROSSは、N-BOX+N-VAN+オフロードをミックス?

via:Spyder7

ちなみにこちらが今回、国内カーメディアSpyder7さんによって作成された新型N-CROSSの完成イメージレンダリング。

エクステリア全体を見ていくと、どことなくN-VANやN-BOXの中間的なボックススタイルをイメージしつつ、フロントマスクはN-VANをベースに少しヤンチャ顔に。

フロントロアバンパーモールやサイドドアアンダーのモール、そしてフロント・リヤフェンダーモールには、無塗装ブラックの樹脂パーツを採用することでアクティブ且つオフロードな見た目を演出しつつ、しかしその一方でフロントアッパーグリルはシルバー加飾もしくはメッキ加飾に仕上げることで、無塗装ブラックとのメリハリを付ける仕様に。

そしてトップルーフを見ていくと、恐らく上位グレードにて標準装備もしくはメーカーオプションを示唆するブラック塗装のルーフレールが設けられていることから、アウトドア好きのユーザーを対象としたモデルであることは間違いなさそう。

ダイハツ新型タントファンクロスを意識したようなアグレッシブなエクステリア?

ちなみにこういったオフロードテイストとアウトドア志向を全面的に押し出したモデルには、ダイハツ新型タントファンクロスが存在するわけですが、昨今アウトドア&キャンプブームの影響も手伝って高い注目を得ることになりそう。

そしてどことなく新型N-CROSSの顔つきが攻撃的なのも、こうしたファンクロスのエネルギッシュな顔つきを意識しているのかもしれません。

競合はスペーシアギアだけでなく、スペーシアベースも対象になる?

via:Instagram

先程はスズキ・スペーシアギアが競合モデルという風にもお伝えしましたが、4ナンバーの軽貨物区分で、2022年8月26日に発表・発売予定となっているスズキ新型スペーシアベース(Suzuki New Spacia Base)も競合モデルとなる可能性もあり、ますますこのカテゴリーの軽自動車市場が盛り上がることも期待できそう。

個人的には、どのモデルにも後席スライドドアを採用していることが大きなポイントだと考えていて、子供の乗り降りのし易さはもちろんのこと、ボクシー&トールワゴンスタイルだと、後席の足元のスペースはもちろんのこと、リヤシートをフロントに倒したときの快適性や生活感のある広々とした空間を提供してくれるのも選ばれる一つの理由にもなるため、これらだけでも十分商品力としては高め。

あとは価格帯がどの程度になるのかが注目どころですし、競合モデルとなるスペーシアギアで約172.6万円~約196.7万円ですから、上級[4WD]グレードでもギリギリ200万円以内に抑えてくれるような価格設定に期待したいところですね。

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