遂に来た！プロパイロット2.0評価中のフルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)LUXIONを動画にてスパイショット！ドライバーもハンズオフ状態、フロントマスクもシャープでアグレッシブに

2022-09-02

ただしプロパイロット2.0搭載モデルは2023年春頃に発売予定

2022年11月末にガソリンモデルが先行で発表・発売される予定で、その後遅れて2023年春頃にe-POWER＆上位グレードe-POWER LUXION(ルキシオン)が発表・発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)。

既に日本の公道では、何度か開発車両がスパイショットされてきましたが、今回はかなり珍しい「動画での撮影」とのことで、しかもドライビングサポート＆半自動運転機能となるハンズオフ機能を備えたプロパイロット(ProPilot)2.0の評価動画がSNSにて投稿され話題となっています。

これまで当ブログでもご紹介の通り、プロパイロット2.0を標準装備するのは上位グレードe-POWER LUXION(イーパワー・ルキシオン)のみとなり、それ以外のノーマルボディとエアロボディ・ハイウェイスターは、標準装備のプロパイロット1.0、もしくはメーカーオプションのプロパイロット1.5(ナビリンク機能付き)を搭載予定としています。

早速新型セレナのスパイショット動画をチェックしていきましょう。

プロパイロット2.0評価中の新型セレナをチェックしていこう

こちらが今回、首都高速道路にてスパイショットされた半自動運転プロパイロット2.0(ハンズオフ機能付き)の評価中と思われる新型セレナ(C28)の開発車両。
※Twitter ID：@yusaka_channel様より引用

ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、前回のブログでもお伝えの通り、上位グレードLUXIONになると、プロパイロット2.0用のシャークフィンアンテナが設けられるとのことで、上の画像の赤丸の通りアンテナらしきものが確認できるかと思います。

この他ルーフスポイラーやデュアルバックドア、大きく後方に張り出したリヤロアバンパー、LUXION／ハイウェイスター専用と思われる16インチタイヤアルミホイールなども確認できますね。

改めてこうして見ると、やはりリヤバンパーあたりの張り出しとボリューム感はエアロボディならではで、この点がノーマルボディとどのように差別化されるのか気になるところ(ルーフスポイラーはノーマルボディとエアロボディにそれぞれ標準装備される予定)。

手放し運転中のテストドライバー

そして車内がチラッとだけスパイショットされるわけですが、ハンズオフ機能の評価ということもあり、やはりテストドライバーは手放しで評価していることが確認できますね。

公道にてこういった手放し中の評価を確認することは中々無いと思いますし、非常に貴重なシーンだと思います。

ちなみに、日産のラインナップモデルでプロパイロット2.0(ハンズオフ機能)を採用しているモデルは、2022年8月末でカタログモデルから廃止となったV37スカイラインHEVと、ピュアEVクロスオーバーの新型アリア(New Ariya)の2車種のみ。

従って、現在販売しているラインナップモデルでプロパイロット2.0を設定するのはアリアのみになるわけですが、もともとプロパイロット2.0は高価格帯モデルが対象のため、おそらくLUXIONも車両本体価格で500万円付近になるのではないかと推測。

価格配信は2022年冬頃を予定しているため、現時点ではまだ推測の話しかできませんが、新型ノア／ヴォクシーS-Z[2WD]のフルオプションや、新型ステップワゴンe：HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]が競合になることは間違いなさそうです。

2ページ目：新型セレナe-POWER LUXIONではどんな機能が標準装備されるの？