【今までありがとう】日産フーガ／シーマ／マーチ、ホンダ・インサイト／シャトル／CR-Vが2022年8月末をもって生産(販売)終了。次の時代に向け新たな一歩を踏み出す

2022-09-01

まさか2022年8月末をもって6車種が一気に国内生産終了するとは…

さてさて、前回のブログでもお伝えの通り、日産のコンパクトカー・マーチ(Nissan March)が2022年8月末をもって国内販売終了することを明らかにしましたが、これに加えて日産のラインナップモデルだったフーガ(Fuga)／シーマ(Cima)、そしてホンダの主要モデルだったインサイト(Honda Insight)／シャトル(Shuttle)／CR-Vの計6車種がまとめて国内生産終了となりました。

何れのモデルも日産・ホンダを支えてきた人気モデルでしたが、昨今の新型車の商品力アップや先進性の向上、デザイン性、燃費など、既存モデルに比べて時代の流れに合わせた車となっているため、特にそのなかで基本設計が古めで、需要が低迷しているフーガ／シーマが生産終了するのは致し方ない所だと思います。

過去に何度か乗ったことのある現行フーガ／シーマですが、滑らかな加速性能や静粛性、そして少し時代を感じさせてくれる高級感は、現代のセダンには無い独特の世界観を持っていましたから(今公道で見ても”おっ！”と思わせる存在感がある)、こういった希少な存在が姿を消すというのは非常に残念なことではありますね。

日産東京×AUTECHのコラボ限定100台となるフーガ・ファイナルバージョンはどうなった？

ちなみに日産が2022年5月に突如として発表した国内限定100台のみとなる新型フーガ・ファイナルバージョン(New FUGA Final Version)ですが、こちらは2022年9月1日時点で「完売」との表記はなく、もしかすると在庫を抱えている可能性も考えられるかもしれません(もしくは既に完売の可能性も考えられる)。

本モデルの生産時期は2022年7月～8月で、納車時期は同年8月～9月を予定しているため、おそらく100台分全ての生産は完了し、あとはユーザーに向けて納車を進めるのみだとは思いますが、仮に在庫を抱えている場合は、即納できる可能性も十分に考えられそう(このご時世に新車が即納可能は有難いと思う)。

価格帯は以下の通りで、グレードやボディカラーによって振り分け台数も異なるので好みの仕様を購入できないということも考えられますが、今後二度と生産されないラグジュアリーセダンということを考えたら、もしかすると投機目的で購入しているユーザーも少なからず存在しているかもしれませんね。

【特別仕様車フーガ”プレミアムセレクトエディション”の価格帯一覧(10％税込み)】

◇370GT Type S PREMIUM SELECT EDITION[2WD／7M-AT]：6,471,300円

◇HYBRID PREMIUM SELECT EDITION[2WD／7M-AT]：7,090,600円

V37スカイラインはハイブリッドの生産終了へ

そしてV37スカイライン(V37 SKYLINE)に関しても、V6ツインターボエンジンを搭載するガソリンモデルは引き続き販売を継続しますが、ハイブリッド(HEV)モデルに関しては、ベースとなるエンジンが排ガス規制／騒音規制を満足できないために生産・販売終了となりました。

2022年9月からはガソリンモデルのみのラインナップとなり、加えて同月より一部改良でグレード構成の見直しやボディカラーの見直し・追加などもあるため、更に商品力を高めた一台になる予定です。

2ページ目：ホンダも次々と既存(人気)モデルの生産終了へ…