【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタのZグレードでも”あのオプション”を設定すると2か月以上納期が延びる模様。カーセンサーでは早くも転売されているようだ

新型シエンタを購入・契約する上で注意すべきポイントが結構多そうだ

2022年8月23日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。

エントリーコンパクトミニバンで価格帯もミドルサイズミニバンに比べると低価格なため、幅広い層からの注目を集めていて、バックオーダーも既に3万台を突破しているとのこと。

そんな新型シエンタですが、グレードやメーカーオプションによって2023年4月以降に大幅にずれ込むことも明らかになっていましたが、ここに来て新たなメーカーオプションを選択すると「納期が2か月以上遅れる」ことが判明しています。

一体どのようなメーカーオプションを選択すると「納期が2か月以上」遅れてしまうのか?早速チェックしていきましょう。


上位グレードZの「ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前後方)」を選択すると納期が遅れるようだ

今回納期遅れの対象となっているのが、上位グレードZにて設定される「ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前後方):31,900円(税込み)」というメーカーオプション。

このメーカーオプションに関しては、過去のブログでも「もしかしたら遅れるかも?」という風にお伝えしていましたが、やはり納期遅れの対象になるとのことで、現在の納期から更に+2か月以上遅れるそうです(場合によっては2022年内の納車が難しい?)。

上位グレードZに関しては、どのメーカーオプションを選択しても「特に納期遅れの対象にはならない優遇されたグレード」だと思っていましたが、まさか発売されてから2週間近くが経過して、このような納期遅れの情報が明らかになるとは…

販売店によっては「納期遅れの対象となるメーカーオプションを外してくれる」ところもあるようだ

「ETC2.0ユニット+ドライブレコーダー(前後方):31,900円(税込み)」のメーカーオプションは、おそらく多くの方が選択しているオプションだと思うんですね。

一部の販売店によっては、納期遅れの対象となるメーカーオプションを外すことで、納期を遅らせないように対応してもらえるところもあるようですが、場合によってはオプション変更できないことも考えられるため、一度担当スタッフに相談してみることをおススメします。

早くも中古車市場では新型シエンタが転売されているようだ

そしてこちらが、中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型シエンタ第一号。

グレードはハイブリッドZ[2WD](3列7人乗り)で、車両本体価格は291万円(税込み)になりますが、中古販売価格としては350万円(税込み)、諸費用なども含めると375万円(税込み)と新車総額よりも高額に。

年式はもちろん2022年式で、走行距離は10km、車検有無が2025年8月なので、おそらく見込み発注分を売りに出したのだと思いますが、こういった情報だけを見ると「やっぱり転売か…」と思ってしまうのが正直なところ。

ちなみにボディカラーは、定番カラーともいえるホワイトパールクリスタルシャインで、足もとにはメーカーオプションの15インチアルミホイールを装着。

リヤテールランプやフォルムを見ていくと、初代シエンタやファンカーゴを彷彿とさせる原点回帰をイメージした懐かしさが感じられます。

メーター系もレクサス新型NX風で先進的に

運転席周りはこんな感じ。

上位グレードZ専用となる7インチTFTマルチカラーディスプレイ+LCDメーターデザインは、どことなくレクサス新型NXをイメージさせるものがありますが、2022年9月末以降より発表・発売予定となっているトヨタ新型ハリアーシリーズ/RAV4/カローラシリーズの12.3インチフルデジタルメーターや、7インチTFTマルチカラーディスプレイと統一される予定なので、ある意味トヨタブランドでは新型シエンタから先進的なメーターを採用し始めたということになりそうですね。

そして10.5インチディスプレイオーディオPLUS(コネクティッドナビ対応)も搭載され、センターシフトもハイブリッド専用のエレクトロマチックタイプを搭載。

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