もうそんなに走ってたのか…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーが納車されてもうすぐ6か月が経過。走行距離は4,000km超え…なぜここまで頻繁的に利用するのか?

2022年3月に納車されたもうすぐ半年…想像以上に使い勝手も良く、長距離移動だけでなく街乗りでも大活躍

さてさて、2022年3月に私に納車されてもうすぐ6か月が経過しようとしているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]ですが、気が付けば走行距離も4,000kmを突破し、私が所有する車の中で最も距離の伸びが大きいモデルとなっています。

これまでレビューしてきた中で、気になるポイントはいくつかあったものの、なんだかんだで利用頻度は非常に多く、且つ長距離移動の際には積極的に利用している一台でもあるため、トータルでの完成度としてはとても高い一台だと考えています。

っというのも、ここ最近のトヨタの新型車は「完璧」を求めた車ではなく、ユーザーが「これぐらいなら許容できるだろう」という「80点」を意識した車づくりになっていて、次の一部改良やマイナーチェンジにもつなげることができますし、コストも上手く抑えられた一台だと思うんですね。

個人的にそういった車づくりは魅力的だと考えていて、もちろん全く新しい機能を備えることで不具合・リコールの頻度は増えているかもしれないものの、グローバル化を推進していく上で新たなことに挑戦していく姿勢も高く評価すべきだと思っています。


新型ヴォクシーをここまで頻繁的に利用する理由とは?

少し前置きが長くなってしまいましたが、なぜここまで頻繁的に新型ヴォクシーを活用するのか?ということですが、具体的には以下の通り。

①:低燃費で給油頻度が少ない(無給油で航続距離も長いので旅行用にも最適)

②:ミドルサイズミニバンだけどコンパクトに感じる(駐車場に困らない)

③:乗れば乗るほどに子供や大人からの評判が高い

④:予防安全&先進装備が充実している

折角なので、一つ一つの項目をチェックしていきましょう。

①:低燃費で給油頻度が少ない(無給油で航続距離も長いので旅行用にも最適)

まずは新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z[2WD]の燃費についてですが、走行距離は4,000kmを超えているものの、これまでのトータル給油回数は5回のみ。

そして各給油前の無給油走行距離や実燃費もチェックしていきましょう。

◇1回目給油
・走行距離:91km
・給油量:46.8L
・実燃費:1.94km/L

◇2回目給油
・走行距離:907.5km
・給油量:47.65L
・実燃費:19.05km/L

◇3回目給油
・走行距離:892.2km
・給油量:49.75L
・実燃費:17.93km/L

◇4回目給油
・走行距離:893.5km
・給油量:48.14L
・実燃費:18.56km/L

◇5回目給油
・走行距離:862.6km
・給油量:47.29L
・実燃費:18.24km/L


◇1~5回目トータル給油
・走行距離:3646.8km
・給油量:239.63L
・実燃費:15.22km/L

1回目~5回目までのトータル給油後の航続距離や給油量、実燃費は以上の通りとなりますが、1回目給油の際は、納車時の燃料目盛りが20%程度だったため、そこから航続可能距離が0kmになるまで走らせての初満タン給油となりますから、どうしても燃費が悪く見えてしまうのは致し方ないところ。

とはいえ、その後無給油走行距離や燃費性能を見ると、概ね18km/L~19km/Lを行き来している感じですし、無給油で900km近く走れることを考えると、かなり優秀な燃費性能ではないかと思いますね。

2ページ目:残り②~④の詳細は?新型ヴォクシーは総合的に使い勝手の良いモデル?