フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで急遽200km高速道路移動!台風14号の影響で横風アタックを受けながらも安定性は意外とアリ。渋滞ありながらも実燃費は17km/L付近

2022-09-21

とはいえ、ゆっくりと北上していく台風14号の横風アタックは中々にしぶとかった

2022年9月のシルバーウィークに襲った台風14号。

急遽、私の身内に不幸があったため、トヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]にて南へと移動する必要があり、片道 約200kmほど高速道路を利用することになったわけですが、何とか事故やトラブルに遭遇することもなく無事目的地に到着。

とはいえ、シルバーウィーク中ということもあって高速道路の渋滞にハマってしまう場面もあり、台風14号の影響で横風アタックを度々受けてしまうこともありましたが、そういった中でも新型ヴォクシーの安定性・機能性に助けられる場面も多く、改めて「この車を購入して良かった」と思った次第です。

今回は、片道200kmほど高速道路を走らせての新型ヴォクシーのインプレッション内容をお届けしていきたいと思います。


やはり風をダイレクトに受けやすいミニバンだと、台風14号による横風アタックは強烈

まず今回の高速道路走行で一番注目したかったのが、台風14号による横風アタックを受けた際の新型ヴォクシーの安定性・挙動について。

やはり風の影響をダイレクトに受けやすいミニバン・ワンボックス系になると、風の吹く方向に向かってハンドルが持っていかれるため、この点はSUVやセダンなどに比べると顕著に表れますし、しかし車体重量の軽い軽ハイトワゴンや軽トールワゴンに比べると、横風の影響で「車体が少し浮いてしまう」といったことは無かったため、その点での心配や不安はあまりなかったように感じられます。

ちなみにこの日は、私以外に妻や子供2人の計4人が乗車していたため、車体総重量増の影響もあって横風の影響を抑えられ?のかもしれません。

とはいえ、今回の台風は比較的にゆったりとした速度で北上したため、高速道路走行中に横風アタックを受けた頻度は非常に多く、特に追い越しを仕掛けてきた軽自動車が横風の影響で車体をフラフラさせるなど、ヒヤッとする場面も多く見られたため、これまで以上に周りの動きも察知しながら走らせるという点では(二次被害を避けるため)、片道 約200kmとはいえ体力的にも精神的にも疲れは大きかったように感じられます。

高速道路にて渋滞にハマる場面も…そういったときはアドバンスドドライブ(渋滞時支援)が役に立つ?

そして今回の高速道路走行で度々発生したのが渋滞。

先述の通り、シルバーウィークで多くの県外ナンバーの車両が走っていましたが、台風のピークが過ぎる前に早期的に移動している方も多かったのでしょうね…道中何度か止まるような渋滞が発生しました。

こういったとき、ドライビングサポート機能の一つでもあるトヨタチームメイト・アドバンスドドライブ(渋滞時支援)を活用することに。

0~40km/hの範囲であれば、前方の車間距離を調整しつつ、ストップ&ゴーを自動操作してくれる便利機能の一つではありますが、停車した状態から走り出す際の加速は滑らかではなく、一気にアクセルオンする場面が多かったようにも感じられ、「このままだと前車に追突するんじゃないか…?」という不安があったのは正直なところ。

これは上限速度の設定によって加速フィールが異なる?と考えたりもしましたが、上限速度10km/hの場合、20km/hの場合、30km/hの場合、40km/hの場合に設定してみても、何れも加速フィールに大きな違いはなく、走り出しは一気にアクセルを踏み込むような加速感(エンジンの唸りもそこそこ大きい)なので、この点は”慣れ”が無いと疲労軽減どころか、より一層に気を使って疲れてしまうかもしれませんね。

あとはアドバンスドドライブ利用時のヘッドアップディスプレイのアニメーションについてですが、これも使い慣れていないと、前車を見るというよりもヘッドアップディスプレイに表示されるレーンアニメーションに集中し過ぎてしまうことも。

なお私の場合、レーンに沿って前方に進むアニメーションを見過ぎてしまった影響で、若干車酔いしてしまったので、ある意味これも慣れが必要なのかもしれません。

2ページ目:台風14号の影響や大雨、更には渋滞などが生じた高速道路での新型ヴォクシー・ハイブリッドの実燃費は?