【悲報】(2023年)一部改良版・レクサス新型RC/LSがそれぞれ2022年9月末/10月末に発表・発売予定ながらも、販売店の振り分け台数は僅か1ケタ
しかも一部改良版・新型RCは発売前から既に完売?
さてさて、2022年9月末に一部改良版・レクサス新型RCが発表・発売され、同年10月末にも一部改良版・新型LSが発表・発売される予定なのですが、新型RCは未だ発売されていないにも関わらず、先行予約段階で既に受注停止状態になっているとのことで、実質的に「買えない」とのこと。
これはいつもお世話になっているレクサスディーラーからの情報になりますが、2023年末までの全国の各販売店向けの生産枠が決められていて、バックオーダー分を捌き切れるように振り分け台数を最小限に抑えるため、特に地方系のディーラーは僅か数台分(一ケタ)しか振り分けられないとのこと。
そのため、新型RCは先行予約段階から振り分け台数分の予約が埋まってしまったとのことで、実質的には完売ということになっているそうです。
ところで2023年モデルの新型RCは何が変化するの?
ちなみに2014年にデビューしてから一度もフルモデルチェンジしていないRCですが、今回の一部改良ではどのような改良・変更が施されるのかをチェックしていきましょう。
基本的に内外装デザインの大幅な変更は無いとのことですが、以下の概要で大きく変更されるところもあるようです。
【(2023年)新型RCの一部改良・変更内容一覧】
①:ホイール締結方法変更(ハブボルト締結)
②:Lexus Safety Sense(レクサスセーフティセンス)のアップデート
・衝突被害軽減ブレーキ(二輪車と歩行者[昼夜]、右左折時の横断歩行者および対向車へと拡大)
・レーントレースアシスト(LTA)
・標識認識機能向上③:センターナビゲーションの一部仕様変更
④:内装カラーの一部廃止
⑤:LEXUSロゴ等廃止
今回の一部改良で一番のトピックスはハブボルト締結への変更ではないでしょうか。
これまでナット締結が主流だった国産車ですが、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISからをきっかけに、フルモデルチェンジ版・新型NX/RX/RZ450e、更にはトヨタ新型クラウン(Toyota New Crown)/bZ4X/スバル・ソルテラ(Subaru New Solterra)など、次々とハブボルト締結が標準的に採用されるようになってきました。
特にスポーツモデルを中心にハブボルトが採用されていますが、よくよく考えてみると2ドアスポーツクーペではRCが初めてになりますし、その後に続く一部改良版・新型LSやRC Fにも期待したいところ。
ナビゲーションディスプレイの基本的なUX/UIは継続
そしてこちらも注目処ですが、今回の一部改良により、RCではUXや新型NX/LX600のような新世代コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオは採用されず、現行RC/ISと同じナビゲーションシステムが継続され、更にリモートタッチだけでなく、直接タッチできる仕様へとアップデートされるとのこと。
この点は様々な意見があるかと思いますが、コネクティッドナビ対応以前のUX/UIだと、2画面(テレビ7:ナビ3)が任意で設定できたり、テレビキャンセラーを設定してもしっかりとナビの自車位置が反応したり、ブラックアウトといった不具合なども無いため、個人的にはこういったナビゲーションシステムを継続するのはアリだと考えています(旧世代技術の装備やプラットフォームを継承し、新世代技術を導入することで大幅なコスト増になり得るRC/ISは尚更)。