【スクープ】スズキ新型5ドアジムニーの開発車両を動画にてスパイショット!フロントマスクも確認できるが思った以上にワイドで大きいぞ?

ようやく公道を走る新型5ドアジムニーの動画が公開されたようだ

以前より度々登場すると云われてきたスズキ新型ジムニーシエラ(Suzuki New Jimny Sierra)をベースにした5ドアジムニー(New 5 Door Jimny)。

前回は、海外カーメディアAutocar Indiaによって開発車両のスパイショット画像が公開され大きな話題となりましたが、今回は遂に新型5ドアジムニーが走行するシーンが動画にてスパイショットされ話題となっています。

海外ジャーナリストIndra_fathanによって公開された今回の新型5ドアジムニーの開発車両ですが、インドや欧州の公道にて複数スパイショットされた動画をコンピレーション形式に編集し、様々な角度から5ドアジムニーのエクステリアを確認することが可能です。


これが新型5ドアジムニーのエクステリアか…何か物凄く大きいな

こちらが今回、インドの公道にてスパイショットされたという新型5ドアジムニーの開発車両(Thanks! Mr. Indra_fathan)。

インドの現地法人となるマルチスズキによって開発が進められているとの情報もありますが、やはり注目すべきところはリヤドアの存在とロングホイールベース。

Autocar Indiaによってスパイショットされた開発車両も、後席用ドアの存在はしっかりと確認できましたが、今回のスパイショットでも同様に確認できますね。

なお足元のアルミホイールのディテールがレッドにペイントされている理由は不明ながらも(ホイール意匠はジムニーシエラの15インチと同じっぽい)、一つ確認できるのは現行3ドアのジムニー/ジムニーシエラよりも明らかにボディサイズが大きくなっているということ(当然といえば当然ですが…)。

おそらくロングホイールベース化するだけでなく、フロント・リヤフェンダーも更にワイド化している可能性があり、それに伴って全幅も3ドア版よりもワイド化している可能性が高そう。

ジムニーとして見ると結構違和感のあるワイド感

こちらが実際に真後ろからスパイショットされた新型5ドアジムニーの開発車両。

ボックススタイルのフォルムはジムニーシエラと同様ですが、リヤフェンダーの張り出しが更に大きくなり、あのコンパクトボディのジムニーとは思えぬほどにワイド化。

さすがにジープ・ラングラー(Jeep Wragler)やメルセデスベンツGクラス(Mercedes-Benz G-Class)までのサイズ感にはならないと思うものの、ロングホイールベース化によって小回りも利きにくくなっていると思いますし、迫力は大幅に増しているのではないかと予想されます。

こちらはフロントマスク。

丸型ヘッドライトは従来通りで、フロントグリルは縦型基調のスロットルタイプだと予想されますが、リヤ同様にフェンダーの張り出しがより顕著に(軍用っぽくて中々にカッコいい)。

エンジンはエスクードと同じ1.5リッターデュアルジェットがベースに?

ちなみにこのモデル、現時点で具体的なパワートレインについては明らかになっていないものの、日本仕様の3ドア版となるジムニーシエラに搭載される排気量1.5L K15B型直列4気筒エンジンではなく、K15C型の直列4気筒デュアルジェットエンジンが搭載される可能性が高いとのこと。

このエンジンは、コンパクトSUVのエスクード(Escudo)からの流用になるとのことで、よりトルクフルでパワー不足を感じさせないモデルに仕上げられそう。

エンジンのアップデートだけでなく、4種類の走行モードが選択可能なスズキ四輪制御システムとなるALLGRIPを採用することも期待されていますが、これらの詳細な仕様については、おそらく2023年1月13日~18日にインド・グレーター・ノイダにて開催予定のオートエキスポ2023にて詳細が判明するのではないかと考えられます。

2ページ目:ハイブリッドパワートレインも採用されるのであれば、5ドアジムニーはオフロード志向ではなく都会派にシフトチェンジ?