(2024年)マイナーチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ゴルフ8.5の開発車両を初スパイショット!何とナビゲーションディスプレイが15インチ相当に大きくなる可能性も

おそらく新型ゴルフ8.5として販売される可能性が高そうだ

2021年6月に日本市場でも発売されたばかりとなるフォルクスワーゲンのフルモデルチェンジ版・新型ゴルフ8(Volkswagen New Golf 8)ですが、海外では早くもFMC後”初”となるマイナーチェンジ版・新型ゴルフ8.5と思われる開発車両がスパイショットされています。

車名の後ろにある”8.5”は、その数字にある通り第8世代のマイナーチェンジ、いわばアップデート版ということでゴルフ8 → ゴルフ8.5という扱いになると考えられ、おそらく欧州市場などでは2023年の夏頃に発表されるのではないかと予想されます。

ちなみに今回スパイショットされている開発車両では、エクステリアデザインの変更は特に見られず、主にインテリアのマルチメディアインターフェースに主眼を置いたアップデート・変更が施されることになるかもしれません。

具体的にどのような変更・アップデートが施されるのかチェックしていきましょう。


欧州の公道にてスパイショットされて新型ゴルフ8.5の開発車両をチェックしていこう

こちらが今回、欧州の公道にて初スパイショットされた新型ゴルフ8.5の開発車両。

今回スパイショットされている開発車両は、あくまでもプロトタイプモデルの可能性が高く、もしかするとカモフラージュ用として現行のエクステリアを流用しているのかもしれないため(今後少しずつエクステリアが変更されることも?)、今後定期的にスパイショットされるであろうテストカーに期待したいところ。

サイドビューも同様ですね。

改めてこうして見てみると、マイナーチェンジとはいえカモフラージュラッピングによる偽装が一切無いのもちょっと不自然ですし、それこそフロントバンパーの一部デザインが変更されたり、ヘッドライト意匠がより精悍になることにも期待したいところ。

なお足元のシングル5スポークアルミホイールは、あくまでもテスト走行用だと考えられるものの、実際の市販モデルでは全く異なる意匠になることが予想されますし、標準装備もしくはメーカーオプションによるホイール意匠の変更もあるかも気になるところですね。

こちらはリヤビュー。

フロントバンパー同様に、リヤロアバンパーやテールランプ、リヤテールゲートも特にカモフラージュラッピングによる偽装は無し。

センターナビゲーションディスプレイがとにかく大きい!

そしてここからが一番注目したい新型ゴルフ8.5のインテリア。

上の画像にもある通り、明らかにセンターナビゲーションディスプレイが大きくなっていることがわかりますし(フル液晶メーターよりも大きい…)、サイズ感的には新型トゥアレグ(New Touareg)の15インチナビゲーションディスプレイに相当するレベル。

ただトゥアレグのナビゲーションディスプレイは、インパネ内に収納するようなレイアウトとなるため、そこまで大きく感じることは無いものの(どちらかというとワイド系)、こうして新型ゴルフ8.5のように、フローティングタイプ&縦に大きくすることで、しかも隣のフル液晶メーターと並べることで大きく先進的に見せる工夫も。

この角度からでも十分大きさが伝わってくるほどの巨大ナビゲーションディスプレイですが、現行のダッシュボードとドライバーズディスプレイが一体化したデザインを敢えて採用することなく、別体型にすることによりフォルクスワーゲンの特別な狙いがあるのかもしれないのですが、現時点での狙いは不明。

ただフル液晶メーターを見ていくと、もしかすると新グラフィックスが採用される可能性もあり、この点は今後のスパイショットにも期待したいところですね。

改めて新型ゴルフ8.5のインテリアを見ていくと、主に変更されたのはセンターナビゲーションディスプレイの巨大化並びにスイッチ類の省略だと思いますが、それ以外のワイパーレバーやギアセレクターなどはキープしている印象で、使い勝手という面ではユーザーからの評価は高いのかもしれません。

ただフォルクスワーゲンのナビ機能は、GPSレストの頻度が非常に多いとも聞きますし、システム面での改良にも期待したいところですね。

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Reference:autoevolution